真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.09.23 07:28
笹田厩舎はエアスピネルだけじゃない!『BIG5』の成長力を上回る「覚醒」レッドエルディストが3歳牡馬の勢力図を塗り替える!
編集部
レッドエルディスト(競馬つらつらより)
「まさか、レッド(エルディスト)が先着するとは……」
レッドエルディストを管理する笹田和秀調教師が驚くのも無理はなかった。相手は史上最強世代を牽引する『BIG5』の一角エアスピネルである。それもエアスピネルは調教駆けすることで有名でデビュー以来、併せ馬ではほぼ負け知らずの存在だ。
神戸新聞杯(G2)の1週前追い切りが行なわれた14日のことだった。エアスピネルに武豊、レッドエルディストに四位洋文と、それぞれの主戦騎手が騎乗する半ば”本番モード”で行なわれた追い切りで、大方の予想を反してレッドエルディストが1馬身の先着を果たした。
「てっきりエアスピネルが先着するものと思っていたのに、レッドが先着したからね。ちょっとビックリした。エアに先着するということは、ひと夏を越して馬がそれだけ力をつけてきたということなんだろう」
そう笹田調教師が判断したように、攻め駆けするエアスピネルに先着したとあってレッドエルディストの急激な成長がうかがえる一幕だった。
今春は青葉賞(G2)2着でダービー切符を掴むも、本番で9着。これだけを見ると如何にも格下に見えてしまう。だが、まだまだ成長半ばだったレッドエルディストは、春の時点から非凡な潜在能力の高さを見せつけていた。
特筆すべきは、3月27日に中京で行なわれた大寒桜賞(500万下)での走りだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
- 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
- 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
- ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
- C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
- 【大阪杯】惨敗!ノーザンファーム崩壊の危機を救うのはタスティエーラかスタニングローズか、それともアルアインに続く意外な伏兵か
- 【大阪杯】「キズナVSエピファネイア」いまだに“腑に落ちない”両雄の激突から10年…今年の頭はイクイノックスに勝利したあの馬?【東大式必勝馬券予想】
- 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
- 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 【大阪杯】エフフォーリア、タイトルホルダー引退でも最強世代に存在感!1週前追い切りから豪快リハ…酒井学ステラヴェローチェに絶好チャンス
関連記事
「兄エアスピネルを超える大器」と評判のエアウィンザーが今週デビュー!武豊騎手が「完璧」と絶賛する秋華賞馬エアメサイア「最後の傑作」がいよいよベールを脱ぐ
サトノダイヤモンド、エアスピネル対決に割って入るか!? 未知数の素質馬ナムラシングンが「秋の嵐」を巻き起こす?
【徹底考察】神戸新聞杯(G2) エアスピネル「宿敵サトノダイヤモンドに完敗した日本ダービーと同じ2400m。それでも武豊が『正攻法』で挑むであろう理由とは」
【神戸新聞杯(G2)展望】ラスト一冠・菊花賞(G1)に向けて世代を牽引する『BIG5』のサトノダイヤモンドとエアスピネルが激突!
武豊騎手が「メッチャいい!」ついに『JRA全G1完全勝利』の大記録達成なるか!?日本競馬のレジェンドがデビュー間近のエアスピネル全弟を大絶賛!