新台「パチスロ獣王 王者の覚醒」登場！ かつてない”ヤレル感”へ期待が高まるも”あの問題”への不満が上昇？

「Sammy HP」より

　爆裂機として一世を風靡したパチスロの名機「獣王」が4月にホールへ登場する。

「パチスロ獣王 王者の覚醒」は、前作よりサバンナチャンス突入時の期待値はアップ。『Sammy』は「リアルなヤレル感と共にいよいよ登場いたします」と仕上がりに自信を覗かせている。

　体感しやすくなった上乗せ特化ゾーン、引き戻しシステムの強化などゲーム性は大幅に進化。大型液晶で繰り広げられるド迫力の液晶演出や、懐かしくも新しい動物達が織りなすコミカルな世界観も遊戯を盛り上げてくれそうだ。

　4号機”最強”との呼び声高い「獣王」は、パチスロ新時代を代表するヒット作になれるのか？ それだけの期待が持てる台であることは間違いないが、不安な要素も存在しているようだ。

「獣王はパチスロを代表する機種ですからね。5号機として出た前作も、高く評価する声はありました。新作へ期待が高まるのも当然ですよ。新基準機は枚数の壁に苦戦していますが、多くのファンを魅了したサバチャンであれば『新基準の楽しみ方を広めてくれるのではないか？』と期待されています。

　しかしARTのポイントが、上乗せ特化ゾーンへの鍵を握る”獣玉”の獲得だという点に不安も感じられます。北斗の拳や牙狼など『Sammy』さんの新基準機は同じような仕様が多いですが、一部のファンからは『また玉集めか……』『パチスロを玉集めゲームにする気なの？』『新しいシステムを考えて欲しい』という玉収集システムに対する不満の声が上がっているんです」（記者）

　確かに「最近のSammy機はゲーム性に大きな違いが感じられない」という意見が聞かれることは事実だ。今回の「パチスロ獣王 王者の覚醒」も同じように感じられてしまうのであれば、苦戦を強いられることになるかもしれない。

しかし「ヤレル感がすごい」「この玉集めは他のより良さそう」「獣王というコンテンツに期待」と高く評価しているファンが存在しているのも事実。「覚醒したART（サバンナチャンス）」が、ファンの抱えている不満を吹き飛ばす可能性も十分にあるだろう。

　20日には、人気SFアニメシリーズの世界観を完全再現したという 『パチスロ宇宙戦艦ヤマト2199』が導入予定。3月には多くのユーザーより支持を受けた”初当り”と”出玉”への期待感を継承しつつ、新規要素を搭載し更なる進化を遂げた「パチスロ攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG」のリリースを発表と、『Sammy』の勢いは留まるところを知らない。

　また同社はパチンコ・パチスロ以外でも、全14章のシナリオからなるノベルゲームアプリ「快盗天使ツインエンジェル ～そして神話の乙女たち～」を制作・配信し好評を得ている。

　さらに、WEBバラエティー番組「池袋イーストサバンナパーク」の配信開始も発表。「パチンコ・パチスロを1.5倍楽しくする」をテーマに、毎回違った角度から同社に関するさまざまな情報を発信していく予定だ。

　現状に満足せず、あらゆる面で上昇を目指し続ける『Sammy』へ期待が高まるのも当然。暗い話題が先行する、パチスロ新時代の救世主たりうる存在だと思っているファンは多い。そういった意味でも、4月に導入される「パチスロ獣王 王者の覚醒」の稼働状況は大きな意味を持つだろう。