真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.25 10:13
リアルスティール×戸崎圭太の「深イイ話」? 巡り巡ってやってきた中山記念「幻のお手馬」の騎乗チャンスをモノにできるか!? ドバイ連覇へ向けて力を示す一戦。
編集部
リアルスティール(競馬つらつらより)
最近にしては珍しいほどの美談ではないだろうか。
今週末の中山記念(G2)で上位人気必至と目されるリアルスティール(牡5 栗東・矢作芳人厩舎)。昨年も同じくここから新年のスタートを切り、続くドバイの地で念願の初G1制覇を挙げた縁起のいい舞台だけに、今年の飛躍を期する上で重要な一戦となるだろう。
ドバイターフ連覇へ向けて、当初は昨年と同じムーア騎手を鞍上に迎える予定だったが、豪州遠征が重なってしまったためコンビ続行が不可能に。代役として名前が上がったのは、リーディング3連覇を達成した戸崎圭太騎手だった。
実はこのコンビ、実戦に出てくるのは今回が初めてだが、デビュー以前にも「騎乗するかもしれない」という噂があったようである。
デイリースポーツが報じたところによると、リアルスティールが新馬戦に出走する前の2014年末、同馬の調教に戸崎騎手が騎乗しており、その週の競馬に使うプランも持ち上がっていたらしい。
しかし戸崎騎手が「間違いなくいい馬。ただ、確実に勝つなら来週の方がいい」と矢作調教師に進言したため、デビューは先送りに。結果として初戦の手綱は福永騎手が握ることになり、その後は今の今まで戸崎騎手が競馬にまたがることはなかった。
戸崎騎手の発言は、「馬を第一に考える」という観点で、まさに尊敬に値する姿勢である。リアルスティールの全兄であるラングレーは当時3歳で、すでに重賞でも掲示板を2度経験している素質馬。良質な血統背景を考えれば、当然ながら同馬にも相当な期待が掛けられていたことは想像に難くない。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 「ルメールショック」が木村哲也厩舎に直撃?桜花賞に続き皐月賞も人気馬が凡走…主戦騎手不在で「13連敗」の急ブレーキ
- コスモキュランダ次走ダービーも「鞍上未定」の怪…J.モレイラ続投が決まらない理由に「身元引受調教師」の影響も?
- 【NHKマイルC】川田将雅ジャンタルマンタル参戦で浮上した「鞍上問題」…陣営と繋がり強い「三冠騎手」が有力候補? その背中に跨るのは
- 【フローラS】昨年激走のゴールデンハインド、桜花賞激走のライトバック。その道のプロが狙う牝馬の穴馬、今年狙うのは誰もが驚く意外な格下馬
- 今年のNHKマイルCに「豪華メンバー」集結?エルコンドルパサー、キングカメハメハ級は不在も…例年以上にハイレベルの激戦か
- JRA横山典弘「再登板」もファンの胸中は複雑!?ソダシでも主戦騎手が降板の過去…「騎乗批判疑惑」で物議醸したコンビが復活
- 【フローラS】「批判覚悟の出走」が1000万馬券の大波乱を演出!除外された武豊の超良血は幻のG1馬に…「東京マスター」菅原明良と挑む渾身の権利獲り
- 今年の皐月賞は本当に「ハイレベル」だったのか!? 最下位でもイクイノックス超えの違和感…超速馬場の「カラクリ」を見抜け
- あっさり日本ダービー制覇なら“ナリタブライアン級”の評価も?皐月賞馬ジャスティンミラノに立ちはだかる「2つの壁」とは
- 【マイラーズC】2連敗中の川田将雅騎手×セリフォスのコンビ継続に疑問の声?「やっぱりレーンじゃなきゃ」「なぜ藤岡佑介を乗せない?」。一方、逆転を狙うノーマークの穴馬が急浮上!