新台『牙狼GOLDSTORM翔』初打ちの感想は? 稼働は上々も立ちふさがる「壁」の影響……
すべてを圧倒する驚異の牙狼新専用枠をまとった、パチンコ界のビッグコンテンツ『牙狼』最新作がついにホールへ登場。『牙狼GOLDSTORM翔』が7月31日より導入された。
朝から並ぶファンも存在するなど、異様な盛り上がりを見せている様子。さすがはパチンコ界を代表する、超人気コンテンツという印象だ。今夏の目玉と呼ばれていることにも納得である。
そんな『牙狼GOLDSTORM翔』に対する反応で気になるのは、かつてないスケールの筐体「金翔」に対するものだ。「PERFECT FACE OF GARO 翔」「牙狼剣」「上下2枚液晶」という本機に搭載された役物やデバイスは、これまで以上に遊戯を盛り上げる。
進化した枠上ギミック「P.F.O.G.翔(パーフェクトフェイスオブガロ翔)」や、視覚・動作において今までにない興奮を与えてくれそうな「牙狼剣」は、他の台では味わえない興奮を与えてくれるはずだ。
一部のユーザーからは「派手すぎる。やり過ぎでは?」「剣でかすぎで重い……」という批判的な意見も出ているが、「期待の上を行く仕上がり」と評価するユーザーは多数存在している。シリーズ過去最高傑作と言える新筐体は、『牙狼』ファンの心を掴んだと考えてもいいだろう。
ただ本機に対する感想で最も目立つのは、話題になった新筐体「金翔」についてではない。「厳しすぎる」と話題になっていたスペック面への意見である。
「電サポ中の大当りは、すべて約2000個と破壊力は十分。正統後継機の名に恥じない出玉性能を秘めています。やはり牙狼といえば出玉感ですから。その点は評価されているみたいですよ。しかし通常時の88%が4Rという、厳しい面もあるんです。『初回4Rは痛すぎる……』『キツすぎる。通常8Rなら許せた』という声が多いようですね。
ただ演出面に関しては、良い反応が目立ちます。『演出は本当に良い。スペックさえ良ければ……』『STはシリーズ最高じゃないかな』『”引き抜け”から斬馬は癖になる』と好評です。スペック面には不満があるものの、楽しめると感じているファンも多くいるようですね。もちろん導入したばかりですから、時間が経たなければ本当の評価は分かりません。仮に”演出だけ”と感じられているのであれば、1カ月も持たないということも考えられます」(パチンコライター)
発売元のサンセイ R&Dは、豪華賞品・1万円が当たるキャンペーンの実施や、魅力が十分に伝わるPVを公開するなど、積極的に『牙狼GOLDSTORM翔』をアピールしてきた。効果的な宣伝の影響で、話題性は十分と言えるだろう。
それだけではなく、迫力満点の新筐体「金翔」や演出面も好評を得ている状況。『牙狼』の魅力である爆発力も継承されている本機が、今夏の目玉機種であることは論じるまでもない。
しかし発表時より話題になっていたスペック面の問題が、今後の稼働に影響を与えることは間違いなさそうだ。『CR北斗の拳7転生』や『ぱちんこ必殺仕事人V』に続く、ヒット作になれる可能性はあると思うが……。
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