「パチンコファン感謝デー」という名の罠? ホール店長・関係者がイベントの裏側を激白!!
パチンコ・パチスロファンにとって特別な3日間がやってくる。
全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)が主催する「全国パチンコ・パチスロファン感謝デー」の季節が今年もやってきた。平成29年11月17日(金)・18日(土)・19日(日)の3日間、全国のホールで開催される予定だ。
公式サイトではキャンペーン概要が公開されている。本イベント最大の目玉は、抽選くじにより豪華商品が当たるという点だ。ファン感謝デーオリジナルマルチチョイスカタログや、32型液晶テレビなど魅力的な賞品が紹介されている。※ホールによって賞品は異なります。
「広告規制が激しい現在の一大イベントですよ。新台入れ替えも昔のような効果が見込めませんからね。景品を何セット購入するかは選べますが、1セット8万円くらいするのは痛いですけど……大きな集客が見込めるイベントです。何よりもパチンコ・パチスロを愛するファンが大勢いることを確認できる点が嬉しいですね。我々にとって非常に貴重な機会だと考えています」(ホール店長)
日頃の感謝を示しつつ、交流を図ることが目的の「全国パチンコ・パチスロ ファン感謝デー」。出玉に関する広告規制の強化によって、かつてのような集客を期待することが厳しいことを考えれば重要なイベントと言えるだろう。
しかし、ユーザーが捉える印象はホール側とは異なる様子。一部からは「感謝しているなら出玉で還元して欲しい」「何に感謝しているのか分からない」との声も上がっている。
「正直なところ景品よりも、出玉の方が気になりますよね。出玉イベントだと思って足を運んでいるユーザーは多いです。しかし、景品も出玉も大判振る舞いとはいかないというのが現実でしょう。大半の店は利益設定を高くして営業する”回収日”と考えていると思います。高額な景品代が掛かってしまっていますから、当然と言えば当然ではないでしょうか。
景品代を押さえて出玉で還元しようと考える店もあると思いますが、競合する店が豪華景品を豊富に揃えていれば用意しない訳にはいきませんよね。そんな余計な経費を回収する目的の店が多いような印象です。ただでさえ出せない週末に限界までシメられる……。本当に『何に感謝しているのか分からない』と感じてしまった経験がありますよ」(パチスロ関係者)
平成28年のパチンコ・パチスロ参加人口(推計)は、前年比130万人減の940万人とユーザー離れは確実に進んでいるパチンコ業界。今後も規制が強まっていくことが確実視されている状況で、「何をするか」という点は非常に重要な問題だ。
その1つの対策として存在している「全国パチンコ・パチスロ ファン感謝デー」だが、「何に感謝しているのか分からない」と感じられてしまっているのであれば意味はないだろう。
「ファン感謝デー」の名に相応しい、ファン目線に立った有意義なイベントの開催を目指して欲しいものだが……。
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