
1億円をめぐる最高峰の戦い。有馬記念を超えるビッグ「グランプリ」に日本中が熱狂
2017年も残りわずかとなったが、この年末は日本中でビッグレースが行われる。競馬はグランプリの「有馬記念(12/24)」、競輪は「競輪グランプリ2017(12/28-30)」、オートレースは「スーパースター王座選手権(12/27-31)」、そしてボートレースは賞金1億円をかけて行われる「第32回グランプリ(12/19-24)」だ。
日本の4大公営競技すべてで一年を締めくくるイベントが行われるが、そのすべてが2017年を代表する選手達による最高峰のレースであり、日本中が興奮することは間違いないだろう。
今回注目するのは競馬に次ぐ人気を誇るボートレースの大一番「グランプリ」だ。ボートレースのグランプリはファン投票が出走馬の基準となる競馬の有馬記念と違い完全な実力制度、本年度の賞金ランキング上位18名のみが出場できる。ボートレーサーの数は約1600名。その中から唯一6名が出走できる優勝戦は、まさに全レーサーにとって憧れの舞台であり目標とするレース。一年の集大成がそこにあるのだ。
ボートレースは1952年に誕生した公営競技。今では韓国でも行われているが、ヨーロッパで誕生した競馬と異なり完全に国産の競技である。基本的に連続6日間の開催で予選がありレースは6艇で行われる。予選で高得点を獲得した6名が5日目の準優勝戦に出場し、そこで上位6名の選手が最終日に行われる優勝戦に出場できる。賞金は非常に高額でトップレーサーの収入は優に1億円を超え、2017年もすでに24名以上の選手が5000万円以上の賞金を獲得している。
この「グランプリ」は優勝賞金がなんと1億円。仮に有馬記念でキタサンブラックが優勝しても、鞍上の武豊騎手が手にする賞金は1500万円でしかなく、レースの規模は有馬記念の方が大きいが、選手が手にする報酬は圧倒的にボートレースが上なのだ。
今年のグランプリは12月19日から24日まで「ボートレース住之江」で行われる。そしてこの大一番に出場する選手は2017年を代表するトップレーサーがズラリ揃った。
予選的位置付けである「トライアル1stステージ」が免除され、さらに特典で2連対率上位6モーター(ボートのエンジン)が抽選で割り与えられる上位6名は以下の通りで、8000万円以上の賞金を獲得している猛者達。その中には10年ぶりの出場となる寺田選手など今年ブレイクした選手もいて興味深い。
とはいえ優勝候補は今年ボートレースオールスター、グランドチャンピオンとSGレース連覇を達成した石野貴之だろう。今年6度SGレースに出場して優勝戦出走は3回、そして2勝と安定した成績。グランプリは一昨年3着、昨年2着だったこともあり、初優勝へ向けてその思いは強いはず。
◎賞金ランキング上位6名
(成績対象期間は2017年1月1日~11月26日)
峰竜太[4320]
獲得額 1億934万5666円
☆2年ぶり4回目
石野貴之[4168]
獲得額 1億870万5000円
☆4年連続5回目
桐生順平[4444]
獲得額 9820万4000円
☆4年連続4回目
白井英治[3897]
獲得額 9639万9000円
☆2年連続5回目
寺田祥[3942]
獲得額 8767万6000円
☆10年ぶり2回目
井口佳典[4024]
獲得額 8418万7000円
☆2年連続7回目
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