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パチンコ「純増33玉」「全て2025個」期待を裏切る現実問題…… 現行機最強「激辛スペック」続出でメーカーへの信頼は皆無か……

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パチンコ「純増33玉」「全て2025個」期待を裏切る現実問題...... 現行機最強「激辛スペック」続出でメーカーへの信頼は皆無か......の画像1

 確変継続率の上限が65%以下、大当たり確率が1/319以下に制限されるなど度重なる規制により、大量獲得が困難となったパチンコ新基準機。射幸性を求める多くのファンからは悲しみの声が相次いだ。

 しかし、新システム「小当たりRUSH」を搭載した「CRぱちんこ GANTZ」(オッケー.)の登場で状況は一変。確変継続率に左右されない画期的な出玉増加システム、そしてその強烈な性能は、ユーザーの心を鷲掴みにした。暗雲立ち込めていた業界の”救世主”と呼べるだろう。

 そんなユーザーを震撼させた新システムが注目を集めるなか、凄まじい出玉性能を搭載した「CR桃剣斬鬼 あたし! 鬼にはめっぽう強いんですぅ」が昨年10月、名物パチンコメーカー「西陣」から登場した。

 本機最大の特徴である小当たりRUSH「激鬼7ラッシュ」は、驚異の純増「約33玉」を実現。また、GANTZの純増「約15玉」を超える性能ということもあり、導入前にもかかわらず、大きな話題を呼んだ。

 しかし、そのRUSH突入までのハードルは非常に高く、ヘソからの突入率はわずか1%。初当たり時の64%で突入する確変「鬼SEG道」中に、さらに50%を引き当てないといけない厳しい仕様であった。そのあまりにも高いハードルに、「キツすぎる」「これならGANTZの方が……」と大きな期待を裏切る結果になってしまったのである。

 そしてその結果を裏付けるのが、パチンコで勝利する上で必要不可欠な要素「ボーラーライン」の数値だ。

「まず『ボーダーライン』とは、1000円当たりの回転数によって、理論上の損益分岐点を数値化したものです。ホールの主軸機種『ぱちんこCR真・北斗無双』(サミー)を例に挙げれば、等価交換の場合、1000円当たりの回転数17回が基準となります。17回転を超えれば、理論上はプラス収支、それを下回ればマイナスとなってしまいます。

また、ボーダーラインはプレイヤー側の遊びやすさを示す指標でもあり、低ければ低いほどユーザー側が有利に、逆に高いほどユーザーは不利になります。

プレイヤーにとって重要な数値ですが、『桃剣斬鬼』のボーダーラインは、驚愕の26回転。この数値は現行機種のなかでもトップクラスの高さです……。ファンから反感を買うのも当然ですよ。

そしてこの異常な高さは、昨年登場した西陣の機種全てに共通しています。すべての大当たりで2025個以上の出玉を獲得できる『CR ALL2025with100』では、約25.6回転と非常に高い数値です。さらに、西陣の人気シリーズ機『CR 春一番 極上の花道』は約24.2回転と同様の高さになっています。立て続けに登場したせいか、『西陣はもう打たない』『なんでこうなった』と批判的な意見が相次いでいますね。この現状を見る限り、今後の新機種も危ぶまれます……」(記者)

 昨日同社は、導入予定の新機種『CRモンキーターン4』のスペックの一部を公開した。「スゴ甘が甘デジの領域を凌駕する」と銘打たれた本機種は、大当たり確率1/66.6(確変中は1/22.20)、確変突入率は100%と変則的なスペックが想定される。

 また、ファンの間では「リミッター搭載機」「3000発ループ」との噂が飛び交っている状況。もし事実であれば、西陣へのネガティブなイメージが一新されそうだが……。

「純増33玉」「大当たりの全てが2025個」という謳い文句でファンを裏切った過去があるだけに、信頼の回復は容易ではないだろう。
(文=編集部)

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