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パチンコ新台「衝撃タイトル」で登場も不安が相次ぐ……出玉規制で残る手立て「表現方法」も規制される懸念要素

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 現在、ホールを席巻する『CRF戦姫絶唱シンフォギア』『CRFフィーバー機動戦士Zガンダム』を輩出したSANKYOから、異例の新機種が登場予定だ。

 その名も、オリジナルコンテンツ『CRフィーバーR-18』。

 アニメ版権とのタイアップ機が目立つSANKYOが、満を持して販売する”新コンテンツ”に熱い視線が注がれている。

『CRフィーバーR-18』(SANKYO)

■大当たり確率:1/239 → 1/87.7
■確変突入率:ヘソ・電チュー100%
■ST継続率:約60%
■電サポ回数:80回転まで
■最大出玉:約1920個
■賞球数:4 & 1 & 3 & 12

 本機種の気になるスペック面や演出に関しては、パチンコ・パチスロ新機種情報サイト「777(スリーセブン)」が報じている。

 スペックは、ライトミドル、確変突入率100%と遊びやすさを追求した安心スペック。それだけでなく、ヘソ当たり時の42.5%、電チュー時の50%が1920個を獲得できる出玉感も味わえる仕様だ。

 そして本機最大の魅力は、機種名に「R-18」と名付けられているように、男性の心を刺激するフェチ映像が楽しめる点。

 演出のところどころに、女性の魅力的なシーンを搭載。フェチ映像を堪能できる「フェチリーチ」のパターン数はなんと20種類以上にも及び、男性ファンにとって注目の1台となっている。

 その他、ST中の演出モードは、ボタン押下系の「ランニングモード」、一発告知系の「ラウンジモード」、図柄煽り系の「ストーリーモード」、ステップアップ演出系「夏の夜モード」の4種類から自由に選択が可能とのことだ。ユーザーを飽きさせない納得の仕上がりといえるだろう。

 そんな異例ともいえる新機種にファンからは「どんな演出か気になる」「これは打つしかない」との声が上がっている状況だ。 いま勢いに乗るSANKYOからの登場となれば、注目を浴びるのは当然といえるが……。

 懸念される要素があるのも確かである。本機種は女性の魅力を集めた1台。それが、かつて警察庁が指摘した「性的演出」に底触するのではないか、という点だ。

「警察庁は2016年、パチンコ・パチスロの過激な演出に関し、メーカー側に指導したことが話題となりましたね。対象になったのは、アニメの水着女性の身体をタッチすることによってゲーム数を表示する演出。液晶画面を操作することによって映像又は音声が反応する演出が、規則に底触するとのことでした。そもそも規制上、『性的行為を想像させる内容』は禁止されています。

今回発売される『CRフィーバーR-18』はおそらく実写でしょう。アニメ以上に直接であることに間違いないはず。まあフェチ映像を集めた演出ですからね。あからさまな演出はないだろうとは思いますが……。

ここ近年はさらに『過激演出』について厳しくなっているようですね。その理由は、2020年に開始される『東京五輪』。パチンコホールへの入場は18歳以上なので、本来であれば問題はないはずですが、東京での開催が決まったことで警察の指導は相当厳しくなっているようです。そのような演出は減少傾向に向かっているはず。

そんな流れがある中での『R-18』というタイトルですからね。まだ、本機種の具体的な演出内容は明らかになっていませんが、『タイトル、ストレートすぎる』『これ大丈夫なの?』と不安視する声も大きいですよ。内容次第では、規制が厳しくなるかもしれませんね……」(記者)

 度重なる出玉規制により、遊技を盛り上げるという意味で「映像演出」の価値は年々上昇し続けている。ハイクオリティな映像からタッチパネルを搭載した液晶演出まで、その表現方法は多岐に渡る。

 そんなパチンコ・パチスロにとって必要不可欠な存在にメスが入ることとなれば、遊技機としての魅力が損なわれるに違いないだろう。

 果たして『CRフィーバーR-18』は節度を持った演出なのだろうか。今後の表現方法を左右するという意味でも注目したいところだ。
(文=編集部)

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