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パチンコ低迷に動じぬ「23億円増」も不安……主力タイトル最新作へ不満が爆発!?

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 3月に導入された『CR FAIRY TAIL』(藤商事)がホールを大いに盛り上げている。右打ち中の大当たりが「全て約2240個」と強力な出玉性能を搭載した本機は、高い稼働を維持し続けている状況だ。

 5月には同コンテンツのパチスロが”衝撃的な筐体”で登場予定。「パチスロ向きのコンテンツ」との意見が上がっていたこともあり、期待するユーザーも多い様子。名物メーカー藤商事の快進撃を予想する人間は多い。

 多くのメーカーが収益を減らしているなか、高い業績を残している藤商事。平成30年3月期(平成29年4月1日~平成30年3月31日)通期個別業績予想数値の修正に関し、売上高は523億円(前回発表値比23億円増)、営業利益43億円(同18億円増)、経常利益37億円(同12億円増)、純利益23億円(同6億円増)と、不況を感じさせぬ数値を発表している。

 そんな勢いに乗る藤商事への注目は、さらに高まりそうな気配だ。同社の”看板機種”が登場するとの情報が話題になっている。

「藤商事さんといえばホラージャンルの機種が有名ですが、その中でも実績の高い『リング』最新作がAタイプで出るようですね。しかも人気ホラー映画の『呪怨』とのコラボということで、楽しみにしている人間は多かったです。

藤商事さんは息の長い機種が多いですしね。その上で人気コンテンツとなれば、ホールも期待するのは当然だと思いますが……。旧型の筐体で液晶非搭載という残念な仕様との情報が。『作り込んだ感じがしない』『ホラー感がない』との意見が出ています。

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確かに液晶がなければ『呪怨』とコラボさせた意味もなさそうですしね。『原作ホラーの恐怖感』と『さらなる恐怖感の演出』という藤商事さん”らしさ”を感じることも難しいでしょう。あとは飽きられ始めているAタイプという点も不安です。『せめて液晶があれば』と思っている関係者は多いようです」(パチスロライター)

 原作ファンの囲い込み方を熟知しているメーカーとして評価されている藤商事。コンテンツを最大限に活用し、規制に対応したスペックの開発に力を入れるメーカーと認識されている。

 特に看板機種『リング』は、パチンコ・スロットともに版権さながらの恐怖を追求している点が支持を得られた要因だ。そんな主力コンテンツ最新作の登場で、さらなる上昇を予想することは自然だが……。

 仮に同社の”強み”が感じられないのであれば、期待通りの活躍を求めるのは難しいだろう。果たして新台『リング』は、勢いに乗る名物メーカーの追い風となれるのだろうか。

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