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JRA「飲酒悪評」吹き飛ばす若手ジョッキー!? 難儀を隠す「必殺技」に驚嘆

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 JRAの菊沢一樹騎手がしばらくの間、栗東トレセンに拠点を置くことを明らかにした。

 菊沢騎手は菊沢隆徳調教師の長男。これまで美浦の父親の厩舎に所属していたが、「日刊スポーツ」の取材に対し、「今年いっぱいは栗東にいます」と宣言。順調だったこれまでとは違い、今年は2度もケガで戦線離脱。「心機一転何かを変えないと」と考えた結果だという。

 栗東で武者修行をすることになった菊沢騎手。デビュー2年目の昨春は、ミッキースワローで重賞初騎乗を達成するなど飛躍が期待されていた。だが夏に未成年であるにもかかわらず、飲酒したことが発覚。同期の藤田菜七子騎手もその場に同席したことが確認され、JRAから約1カ月の騎乗停止処分が下される一大スキャンダルを巻き起こしていた。

 また菊沢騎手は飲酒事件のほかにも、今年もすでに数回騎乗停止処分が下されている。一部からはトラブルメーカーとして見られており、彼を見限っている関係者もいるというから穏やかではない。栗東に拠点を移しても自身の行いを改めなければ、なにも変わらないと思うのだが……。

「たしかに菊沢騎手は問題行動が多いですが、悪評一辺倒というわけでもないんですよ。彼は現在エージェントをつけていないので、自ら調教師や助手に電話を掛けて騎乗馬を集めているんですが、そのときに元気よくしっかりと気持ちがいい挨拶をすると評判。素行問題がありましたが、それを気にしない”レース結果至上主義”の方もいますから、そういった人たちからは、積極的な騎乗と持ち前の明るいキャラを買われているようです。

 また騎乗馬を増やすために栗東への追い切りにも積極的に参加していたみたいです。そのときの縁がきっかけとなり、今回の異動につながったのかもしれません」(現場記者)

 ”色の白いは七難隠す”というが、菊沢騎手の場合は”元気のいい挨拶は七難隠す”ということなのかもしれない。

 競馬界のホープである菊沢騎手。これからは問題行動ではなく、結果で話題になってほしいもののだ。若き騎手の今後に期待したい。

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