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パチンコ「換金なし」が低迷を救う!? 海外進出も視野に入れる「大絶賛スタイル」が話題!!

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 1994年には約3000万人と言われていたが、現在は約940万人と3分の1以下の水準にまで落ち込んでいるパチンコ遊技人口。今年2月から開始された「出玉規制」によって、さらなる減少が確実視されている。

 ヘビーユーザーを引き止めるだけではなく「初心者や休眠層の取り込み」への動きが求められている状況。そのような意味で注目されているのが、一風変わった形のアピールだ。

「昨今はサービスに力を入れる店舗が増えてきましたよね。これまでにはなかった『健康に役立つサービスが受けられる』『ネイルアートを体験できる』というものが好評を得ています。このような斬新なサービスは『リピーター』や『新規ユーザー』の獲得が期待できますよ」(記者)

「パチンコのイメージ改善」や「遊技人口の底上げ」へ繋がる動きが激化している昨今。

 中には「世界から賞賛の声」が上っている店舗も存在する。「遊技通信」(遊技通信社)7月号が報じた「ユニークなスタイル」が話題だ。「換金なし」という形で営業する同店は、海外展開も視野に入れているという。

 愛知県を中心にホールを運営する遊都が、昨年6月に岐阜県高山市にオープンした「ゑびす駅前中央通り店」。「パチンコを幅広い人々に知ってもらいたい」というコンセプトが掲げられている店舗だ。

 城下町や商家町の姿が現在も保全されている岐阜県高山市は、年間50万人超の外国人観光客が訪れるなどインバウンドでも注目されるエリア。そんな周辺の景観に配慮して、外観は木目調の町屋のような造りとなっている。

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 店内は訪日観光客から多く上がっている「パチンコ店は異質で入りにくい」という抵抗感を取り払うべく、カフェとパチンコホールを併設させた仕様。カフェで会話を楽しんでもらってから、パチンコを紹介するというスタイルのようだ。

 1円の低貸しのみの営業で、機種は「甘デジ」など遊びやすさが特徴の機種を設置。特にA-gonの手打ち式パチンコは、外国人観光客から人気を博しているという。

 出玉に関しては一般商品との交換のみ。日本人形など”和”を感じられる品物を充実させるなど、ターゲットを強く意識したコンセプトとなっている。「インバウンドの新しい形」と評されていることも納得だ。

 運営側は、パチンコがギャンブルではなく「遊技として楽しんでもらえる」と実感した様子。今後は国内だけではなく、海外展開を目標に入れた活動を展開していくとコメントしている。

「パチンコを健全なレジャーとして紹介したい」という思いを、前面に出す姿勢には脱帽だ。パチンコのイメージ改善に、大きな影響を与えることは間違いないだろう。今後の動向に注目していきたい。

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