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パチスロ「出玉規制」攻略スペックに”欠点”発覚!? 未知数の「出玉スピード」実現もそれが「アダ」に……?

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 苦戦が続くパチスロ5.9号機。その「救世主」として期待されているのが『ルパン三世 世界解剖』(オリンピア)である。すでに本機に関してさまざまな情報が飛び交っているが……先日ようやく公式サイトにて、その詳細が明らかになった。

 まず、基本的なゲームフローは至ってシンプル。通常時(内部はボーナス中)は”3つの契機”から出玉増加区間「ヒーローズロード」を目指すゲーム性となっている。

 一つ目は「ルパンザチャンス」。ボーナス中にミッション「最終ゲームにリプレイ以外の小役を揃える」もしくは「リプレイ以外の小役を5回揃える」を見事達成できれば、「ヒーローズロード」への道が開かれる。

 2つ目は「LIMITカウンタ」。これは通常時(内部はボーナス中)の”払い出し枚数”によって管理されているようで、リミット枚数「252枚」に到達すれば突入が確定。かねてより囁かれていた「天井機能」の役割を果たしているようだ。とにかく「ルパンザチャンス」を引く前に「カウンタMAX」を目指すことが重要になりそうである。

 最後が「ヒーローズロード」が確定する「不二子ゾーン」だ。最大104枚を獲得できるボーナスで、右斜め上あるいは中段揃いなど「入賞ライン」によって獲得枚数が異なる仕様。消化中は毎G「BURST図柄」を狙い、初めの一回は「順押し」で消化。その後は「逆押し」で消化すれば”おトク”とのこと。出玉増加ゾーンが確定するだけではなく、技術介入要素もあるなど、抑えておくべき突入契機の一つだろう。

 そして「最初で最後の新ジャンル」と銘打たれた本機最大の肝「ヒーローズロード」は、まさにこれまでにない画期的な仕様となっている。

「『ヒーローズロード中』はMB(リプレイ・リプレイ・ベル)が超高確率で揃い、この連打で出玉を増やしていきます。MB後はカットインが発生して青カットイン時は順押しで14枚獲得、赤カットイン時は逆押しで15枚を獲得。このような仕様は『初代まどマギ』『バジリスクⅡ』でもありましたね。ただ、全リール『BURST図柄』を狙わないと取りこぼす可能性があるので、目押しが必要です。

そして終了契機は『ジャッジメントバトル』成立時。『最終ゲームにリプレイ以外の小役を揃える』もしくは『リプレイ以外の小役を5回揃える』ことができなければ残念ながら終了してしまいます」(記者)

 一回のMBで純増はおよそ23枚。これが約1/1.7で成立するため、純増スピードは「約5枚前後」と言われている。これまでのAT・ARTスペックでも実現しなかった”脅威の出玉性能”であることは確かだ。

 ただ、当然ながら不安要素もある。それは本機を語る上で外せない”最大の魅力”でもあるが……。

「オリンピア自身も推している『ヒーローズロード』の性能の一つ『終了契機に規定G数・規定枚数がない』という部分ですね。これは間違いなく5.9号機のデメリット『有利区間』を意識したアピールポイントかと思われますが、マイナス要素も大きいですよ。

仮に1Gないし2G目に『ジャッジメントバトル』が成立すれば、即転落のピンチ。もちろんそのバトルで再び突入させれば良い話ですが……。このような『規定G数・規定枚数がなし』というゲーム性、逆に言えば『保証なし』という仕様が果たして受け入れられるのか、と不安視する関係者は多いです。

これまでのART・ATはストックなりG数なり、突入時は必ず保証がありましたからね。それに多くのプレイヤーが慣れてしまっています。それに該当しない機種は『リノ』ぐらい。好き嫌いはハッキリと分かれそうですね」(同)

「純増枚数」の限界を突破、「有利区間」に左右されないスペックで熱視線を浴びる『ルパン三世 世界解剖』。この時点で「超注目機種」であることは確かだが……。

 真の評価はホール導入後でなければ見えてこないはず。関係者が指摘する「保証なしのゲーム性」が案外受け入れられる可能性も当然あるだろう。

 導入は今月30日。運命の日が刻々と迫っている。
(文=編集部)

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