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武豊「若手へ指摘」騎乗フォームはきれいだが……外国人騎手全盛の中、奮起を期待

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 26日深夜に放送された競馬情報番組『うまンchu』(関西テレビ系)に武豊騎手が登場。元騎手・安藤勝己氏と対談を行い、藤田菜七子騎手ら若手騎手たちについて語った。

 昨年、215勝をあげたC.ルメール騎手をはじめ、外国人騎手たち12人で合計543勝をあげた。そして27回あるG1レースでは、過半数の15勝を占めている。外国人騎手たちの活躍が目立つ一方、若手騎手たちは騎乗機会が減少するなど、苦境に立たされている。

 そのような状況が続くなか、武豊騎手は「皆、必死に頑張っていますよ」と語り、さらにフォームなどもできていると明かしたものの、「実際のレースで馬を動かすということになると、おやおや?と感じることもあります」と持論を展開する。

 また「今の若手はかわいそうと言えばかわいそう」と話し、「昔は厩舎に所属していたら厩舎の馬はレースで乗れましたから。『次も乗せるから思い切って乗ってこい』と言われたこともありました」と自身の経験を踏まえて語った。

「安藤氏も『今は調教師もうるさく言わない』と環境の変化について語っていました。しかし、ベテランならばそれでもいいでしょうが、若手は別だと思います。キャリアを重ねたわけではないので、ある程度は細かく指示を出してもらわないと勝利の糸口すらつかめないのではないでしょうか。

 さらに自分が考えるままに乗ったものの、結果が出ないとすぐに乗り替わりという憂き目にあうこともありますからね。これでは若手たちが萎縮するのも当然ですよ。経験を積むことすらままならないのでは?」(競馬誌ライター)

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