真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.03.09 07:32
武豊「目イチで」金鯱賞(G2)エアウィンザー陣営に珍指令!? 大阪杯(G1)の前哨戦でも「勝つ気マンマン」のワケ
編集部
「目イチで仕上げてね――(笑)」
5連勝を懸けるエアウィンザー(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)が6日、金鯱賞(G2)に向けての最終追い切りを行い、「本格化」を見せつけている。
勢いに乗る良血馬が躍動した。栗東のCウッドで併せ馬を行なったエアウィンザーは6ハロン89.5秒、ラスト12.0秒。楽な手応えで併入し、ゴール板を過ぎてからも走り続ける”おかわり”と、意欲的な追い切りが行われた。
今回は大阪杯(G1)を見据えた戦いとなるが、『デイリースポーツ』の取材に陣営も「牧場でもしっかり乗り込んでいるし、動きや息遣いを見ても中身はできています」と満足気。下馬評では1番人気に推されていることもあって、前哨戦からしっかりとファンの期待に応えるつもりだ。
それもそのはず。今回の金鯱賞に挑むに当たって、エアウィンザー陣営には競馬界のレジェンド武豊騎手から”注文”が付いているからだ。
「武豊騎手から陣営に『目イチで仕上げてね』と注文が付いたとか(笑)。もちろん冗談ですけど、大阪杯(G1)の日にドバイで騎乗する武豊騎手は、今回しかエアウィンザーに乗れる機会がないので、やっぱり結果を残しておきたいんでしょうね」(競馬記者)
武豊騎手にとってエアウィンザーは、かつて主戦を務めた元相棒。母エアメサイアの主戦として秋華賞(G1)を勝ったものの、兄のエアスピネルとのコンビではG1であと一歩のところで涙を飲み続けており、その弟で「大きなレースを勝ちたい」という思いはひとしおに違いない。
その”気合”は自ら手綱を獲った1週前追い切りに表れていた。
PICK UP
Ranking
5:30更新- ジャスティンミラノを大幅に上回った「期待の良血」がG1に向けて出陣! C.ルメールに替わる新パートナーは「初制覇」のチャンス到来?
- 「ルメールショック」が木村哲也厩舎に直撃?桜花賞に続き皐月賞も人気馬が凡走…主戦騎手不在で「13連敗」の急ブレーキ
- 【フローラS】「批判覚悟の出走」が1000万馬券の大波乱を演出!除外された武豊の超良血は幻のG1馬に…「東京マスター」菅原明良と挑む渾身の権利獲り
- 【NHKマイルC】川田将雅ジャンタルマンタル参戦で浮上した「鞍上問題」…陣営と繋がり強い「三冠騎手」が有力候補? その背中に跨るのは
- セリフォス、ナミュールも不安?2024年マイル戦線は異常事態!マイラーズCは“安田記念を見切った格下馬”の激走に要注意!
- JRA横山典弘「再登板」もファンの胸中は複雑!?ソダシでも主戦騎手が降板の過去…「騎乗批判疑惑」で物議醸したコンビが復活
- コスモキュランダ次走ダービーも「鞍上未定」の怪…J.モレイラ続投が決まらない理由に「身元引受調教師」の影響も?
- JRA「隠れ最強馬」が待ちに待った戦列復帰…ジャスティンミラノに引け取らない実力、令和の「マツクニローテ」再現あるか?
- タガノエルピーダ×M.デムーロ「新タッグ」でオークスヘ!「タイトルを獲得したいものと夢見ております」悲願の初G1制覇目指す名オーナーの希望となれるか
- 【福島牝馬S(G3)展望】今年「50戦0勝」騎手が本命馬に騎乗!? リバティアイランドに迫った実力を示せるか