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【香港・展望】武豊ディアドラ「平成最後のG1」チャンス到来!? 迎え撃つ「香港の大将格」は昨年リスグラシュー撃破

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 武豊騎手とコンビを組むディアドラ(牝5歳、栗東・橋田満厩舎)も、本来の実力を発揮できれば優勝候補に違いない。

 昨年はクイーンC(G3)と府中牝馬S(G2)を連勝すると、年末の香港C(G1)でも2着。一昨年の秋華賞以来となるG1制覇が射程圏に思われたが、今年になって中山記念で6着に敗れると、前走のドバイターフでも4着止まり。名手・武豊騎手との初コンビで、再び元気なところを見せたい。

 迎え撃つ香港勢では大将格のエグザルタント(セン5歳、港・A.S.クルーズ厩舎)が、日本馬の高い壁となって立ち塞がる。

 昨年の香港ヴァーズで日本のリスグラシューを退けてG1初制覇を飾ると、今年になってセンテナリーヴァ―ズ(G3)、香港ゴールドC(G1)で優勝。3連勝と勢いに乗って、ここに挑む。特に主戦のZ.パートン騎手とは、9戦6勝という相性の良さ。地元の砦として、再び日本の挑戦を跳ね返すか。

 他にも、昨年の香港Cでディアドラに勝ったグロリアスフォーエバー、G1・2勝のタイムワープなどもハマれば逆転が十分にあり得る存在。今年のクイーンエリザベス2世Cは、日本馬を中心とした混戦になりそうだ。

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