真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.04.04 14:58
JRA武豊キタサンブラック弟が初勝利! 「競馬に慣れてきている」秋の大舞台へ、エブリワンブラックが大きな一歩
編集部
測ったように差し切った。
4日、阪神競馬場で行われた3R(3歳未勝利)は、2番人気のエブリワンブラック(牡3歳、栗東・武幸四郎厩舎)が優勝。G1・7勝を誇るキタサンブラックの全弟が待望の初勝利を上げた。
期待の良血馬がようやく一歩、階段を上がった。
15頭立てで行われたダート2000mの一戦。課題のスタートを決めたエブリワンブラックだったが、武豊騎手は無理せず後方へ。最後の直線ではハナを切ったニホンピロストームが逃げ切り態勢に入っていたが、最後は測ったようにクビ差差し切って先頭でゴールを駆け抜けた。
「昨秋のデビューから初勝利に時間が掛かりましたが、武豊騎手が『この馬にしては、今日はゲートを出たね』と振り返っていた通り、課題のゲートを出たのが大きかったですね。血統的な期待も然ることながら、なかなか奥のありそうな馬。芝でもやれそうですし、今後が楽しみですよ」(競馬記者)
昨秋、東京の芝1800mでデビューしたエブリワンブラックだったが、スタートで致命的な出遅れ。最後は上がり3ハロン33.9秒の脚で追い上げての3着だっただけに、今後は再びの芝挑戦もありそうだ。
キタサンブラックの全弟ということで、2017年セレクトセールの当歳セリでは1億5660万円(税込み)の高値が付いた良血馬。初勝利まで時間が掛かったが、偉大な兄が古馬になって本格化したように、まだまだこれから成長が期待できる血統だ。
兄の主戦だった武豊騎手も「道中の行きっぷりも良くなっているし、競馬に慣れてきている」とエブリワンブラックの前進を評価。ダート2000mを勝ち上がったことで兄同様、長い距離が合いそうなだけに秋の菊花賞(G1)では是非、見てみたい馬の1頭だ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
- 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
- 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
- ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
- C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
- 【大阪杯】惨敗!ノーザンファーム崩壊の危機を救うのはタスティエーラかスタニングローズか、それともアルアインに続く意外な伏兵か
- 【大阪杯】「キズナVSエピファネイア」いまだに“腑に落ちない”両雄の激突から10年…今年の頭はイクイノックスに勝利したあの馬?【東大式必勝馬券予想】
- 武豊を潰した新人騎手「暴走」に物議!? 連続斜行でレースぶち壊し……未だデビューから1人だけ勝てない「焦り」か
- 【大阪杯】C.ルメール、川田将雅より「勝てる名手」に熱視線!昨秋はタイトルホルダー撃破…「G1レベル」と評された隠し玉に戴冠のチャンス
- 【大阪杯】エフフォーリア、タイトルホルダー引退でも最強世代に存在感!1週前追い切りから豪快リハ…酒井学ステラヴェローチェに絶好チャンス