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パチンコ「激熱チャンスゾーン」搭載のワワサも浮上!? ドラム史上「最高峰の名機」を特集!!

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 羽根物の凋落が叫ばれて久しいが、ドラム機も同じくらいのレベルでニュータイトルが出ないのである。

 去年はドラム機の当り年で、『CRAぐるぐるダービー』『PAドラム海物語IN沖縄』『P美夏美華パラダイス』『CRどらきゅあ!』『PAガオガオキング3』『CRマッハGOGOGO』と立て続けにリリースされたのだが、それ以降、市場に投入されたドラム機は『P炎のドラム魂』だけ。コロナの影響があったかもしれないが、半年で1機種は寂しい限りである。

 そんな意気消沈のドラムファンに朗報が舞い込んだ。あのドラム史上最高峰の名機がいよいよP機で登場するというのである。そう、その名も『Pフィーバークィーン2』。これは期待せずにはいられない。

 メーカーから「出しまっせ」という案内はあったものの、スペックなどの詳細はいまだ公開されず。しかし、この高度に発展した情報社会の恩恵により、確定されたものではない、あるいは信用のおける情報の出どころが担保されていないという意味において、あくまで噂の範囲内ではあるが、その概要を確認することができた。

 一言でいうと従来のST+時短の基本性能に遊タイムがプラスされたスペックであるようだ。ただ、遊タイムは大当りを高い割合で引き寄せる類の回数ではなく、激アツチャンスゾーンのような雰囲気の扱いとなっているようである。

 ベースは変えず、遊タイムに依存するわけでもない。約30年にわたって第一線でドラムマシンを牽引してきた女王のプライドと哲学が揺るぐことなく確固として息づいているのである。これぞ名機。

 こうして『クィーン』の情報を追いかけていたら無性に『クィーン』が打ちたくなってしまったので、現時点での最新『クィーン』をちょっと引っかけに行ってしまったのである。

CRフィーバークィーン2018』。
大当り確率が1/106と、従来の甘『クィーン』よりは若干確率が低く設定されているが、8回転のST+42or92回転の時短が織りなす連チャン性や約1300発の16ラウンド出玉が10%以上含まれている出玉感などにしっかり反映された、攻守にバランスの良いスペックとなっている。

 また、本機では選択できる演出モードが搭載されていないので、適度に前兆が発生しつつシンプルさを基調とした演出構成。オールドファンもニューカマーもちょうど良く本機を楽しむことができるような調整力はさすがである。

 伝統のクィーンサウンドを耳朶に触れながら回りゆくドラムから繰り出される単純ゆえにアツいリーチの行方を、暑すぎる眩しい日差しと抜けるような青い空を臨む窓際の席で、ひっそりと見守っていたのである。

(文=大森町男)

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