パチンコ“6分”で「5000発」の超スピードを実現!? 「5万発」射程の爆裂マシンなどヒット作を連発!! 【ヒットメーカー2020年の軌跡】

『天才バカボン』や『おそ松さん』などの人気タイアップ機を数多く輩出。更には『CR天下一閃』で一発台を現代に復活させるなど、パチンコ分野を中心に活躍を続ける実力メーカー大一商会。

　そんな同社は2020年においても目覚ましい活躍を見せていた。パチスロの前兆演出を再現した変則スペックや大量出玉に期待できる役物機など、バラエティに富んだマシンを数多く生み出したのだ。

　今回は大一商会より今年導入された注目機種を振り返ってみたい。

“6分”で「5000発」の超特急!? 爆速マシンが登場!!

「最近物足りないあなたへ」という謳い文句で注目を浴びた『P天昇!姫相撲』。その実力は多くのユーザーを満足させる仕上がりであった。

　本機は確変ループタイプで、従来の保留先読みとは異なる最大16ゲームの前兆演出「天昇リンクシステム」を搭載。通常時はSPリーチ発展やバトル勝利での「直当り」、もしくはこの前兆演出を経て「天昇チャンス」当選を目指すという流れだ。

　天昇チャンス当選時は「大横綱ロード」or「激闘」への振り分けが行われ、ほぼ大横綱ロードがスタート。この大横綱ロードは大当りが約97％でループする完全自力ボーナスで、終了後は例外なく激闘へ突入する。

　激闘は演出成功で再度「大横綱ロード」へ突入し、その成功期待度は約60％。失敗した場合は最大31回＋残り保留の時短「超開眼チャンス」が始まる。出玉スピードは6分で「5000発」ともいわれており、強力な出玉性能で一部ファンから絶大な支持を得たマシンだ。

シリーズ歴代最高「約92％」ループの爆裂機！

　大一商会が誇る人気シリーズ最新作『Pパイレーツオブダイナマイトキング』も、出玉性能に特化した「尖ったスペック」で話題を呼んだ。

　通常時は盤面下部にある「クルーン突入口」を目指す。役物内へ入った玉が、クルーン中央に存在する始動口に入賞すれば、1/59.8の大当り抽選を受けられるゲーム性だ。

　通常時に大当りを掴み取り、38.7％の6Rを引く事ができれば「真・天国モード」に突入。ここでは「1/1」の大当りが最低4回保証され、この間に約1/3の「7当り」を引ければ、再び「4回保証」の権利が得られる。大当り1回を1回転に見立てた「4回転のST」というイメージだ。

　そして、連チャンの鍵を握る10R大当りの獲得出玉は「約1400発」と魅力的。「約92％継続×約1400発」のループによって数万発クラスの大量出玉も期待できるだろう。導入されて間もないが、既に「5万発」クラスの大量出玉が数多く報告されている。