JRA M.デムーロ「いいこと聞きました」フェブラリーS(G1)ヘリオスとの初コンビに強力アシスト!? 凱旋門賞(G1)の“恩返し”が勝負のカギ
弟からの恩返しはあるだろうか。
21日、東京競馬場で今年最初のG1・フェブラリーSが開催される。
過去10年で4番人気以内の馬が8勝挙げており、そのうち1番人気が4勝と人気馬が好走する傾向にある。だが、昨年は1番人気のモズアスコットが優勝したものの、2着に最低人気のケイティブレイブが入り、3連単の配当が46万4920円という大波乱だった。また、14年も16番人気のコパノリッキーが優勝しており、人気薄の激走に注意が必要なレースである。
そこで今年注目したいのがヘリオス(セン5歳、栗東・寺島良厩舎)だ。
前走の根岸S(G3)を8着に敗れたことで人気を落としそうなヘリオス。18日時点で『netkeiba.com』の予想オッズでは12番人気の67倍想定となっており、人気薄の1頭としてレースに臨むことになりそうだ。
初の重賞挑戦となった前走は、直線で前が塞がってスムーズに抜け出せなかったことが敗因のひとつである。進路が空いてからはしっかりと脚を伸ばしているため、思わぬ激走があってもおかしくないだろう。
そして鞍上には初コンビとなるM.デムーロ騎手を迎えることが好材料である。
過去にモーニン、ゴールドドリームでフェブラリーSを2勝しているM.デムーロ騎手。だが、昨年は自己ワーストの年間65勝に終わり、今年も6勝で全国リーディング23位タイと好成績を残すことが出来ていない。
しかし、今年の成績をダートに限定すると[4-5-2-11]で勝利率18.2%、複勝率50.0%と健闘している。特に、東京ダート1600mは[2-1-0-1]と抜群の成績だ。7番人気で1着、10番人気で2着と人気薄を馬券圏に導いており、フェブラリーSでもヘリオスを激走させることが期待される。
そしてM.デムーロ騎手に弟のC.デムーロ騎手がアシストするかもしれない。
詳細については本サイトをご確認いただきたいのだが、『netkeiba.com』の連載コラム『Road to No.1』でM.デムーロ騎手はフェブラリーSへの意気込みを語っている。
PICK UP
Ranking
11:30更新- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【天皇賞・春(G1)】馬券圏内100%の激走で5万馬券的中!? 四位洋文が福永祐一に授けた「金言」とは… 11番人気2着スティッフェリオにあった鉄板級の法則
- 目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
- 「ニューヒロイン候補」小林美駒が見せた著しい成長!リーディング争いに敗れても勝負強さでベテランを圧倒…女性騎手戦線に「新時代到来」の予感
- 須貝尚介厩舎「重賞50連敗」ゴールドシップ、ソダシら手掛けた名門が苦戦…相次いだ誤算と見えてきた光明
- 【青葉賞】武豊「ダービーに出さないといけない」キタサンブラック弟シュガークン出陣! 相性抜群レース完勝も、本番に不安材料?
- 横山武史「乗り替わり」の無念を晴らす重賞勝利に会心ガッツポーズ! 初のメイン勝ちなど大暴れ「妹弟子」の活躍も刺激に?
- 【マイラーズC】団野大成がソウルラッシュで代役V!安藤勝己氏、田原成貴氏も安田記念に好感触…「申し訳ない気持ちです」元主戦が悔やんだ2年前の大失態
- NHKマイルCに「史上最高メンバー」集結!? 2歳女王アスコリピチェーノVS2歳王者ジャンタルマンタルに加え「あの大物」参戦も…役割を終えたマル外ダービーに脚光
関連記事
JRA「まるでG3?」低レベル過ぎるフェブラリーS(G1)、トップクラスに見向きもされない残念G1の理由とは
JRAレッドルゼルに「致命的弱点」あり!? フェブラリーS(G1)距離延長より不安なロードカナロア産駒の“絶望的”条件とは
JRAフェブラリーS(G1)レッドルゼル&川田将雅は「買い」か「消し」か? 最重要データと関係者証言で導かれた結論は……
JRA武豊「たっぷり確定申告したい」インティに手応えあり!? フェブラリーS(G1)51歳最後のG1に意欲も…… 巻き返し絶望な決定的理由
JRA追加登録料「200万円」で日本ダービー(G1)出走もまさかの「最下位」。フェブラリーS(G1)で引退を迎える激動のG1馬