GJ > 競馬ニュース > 武豊が「世界1位」でL.デットーリは37位
NEW

JRA武豊が約860億円「世界1位」でL.デットーリは37位……「ジョッキー獲得賞金ランキング」で明らかになった衝撃の事実とは

【この記事のキーワード】,

JRA武豊が約860億円で「世界1位」L.デットーリは37位……「ジョッキー獲得賞金ランキング」で明らかになった衝撃の事実とはの画像1

 オンライン・ベッティングガイドの『OLBG.com』が18日、「ジョッキー獲得賞金ランキング」を発表。新旧の世界中の騎手を対象に「どれだけ賞金を獲得したのか」を調査し、そのベスト50を公表している。

 詳細は公式サイトをチェックしていただきたいが『OLBG.com』はウマニティ、レーシングポスト、エクイベースなど各国の競馬データベースを参考に集計。その結果、世界の名手たちを抑えて第1位に輝いたのは、日本が誇るレジェンド武豊騎手だった。

 その賞金総額は、なんと7億9610万ドル。日本円にして約860億円というから驚きだ。これには調査を行った『OLBG.com』も「武豊は母国日本で生きる伝説」と、その偉業を紹介。賞金大国が生んだレジェンドジョッキーは、世界でも金字塔を打ち立てている。

「我々競馬ファンも武豊騎手が空前絶後の稼ぎ頭であることは、なんとなくイメージしていますが、こうして具体的な金額を提示されると、改めてその偉業の凄みを感じますね。何より、まだ現役であることが素晴らしい。この記録をどこまで伸ばせるのかも、今後の武豊騎手のトピックスの1つになりそうです」(競馬記者)

 また、第2位は同じく日本の横山典弘騎手。武豊騎手の1つ先輩で、こちらも今なお現役。昨年も重賞7勝を挙げるなど、その手腕はまだまだ健在だ。続く第3位には先日引退したばかりの蛯名正義騎手。武豊騎手と同期であり、長く競馬界のトップジョッキーに君臨していた。

「日本人ジョッキーが1、2、3位を独占したように、今回の発表で改めて明らかになったのは、日本競馬……特にJRA(日本中央競馬会)の賞金額が世界の中で抜きん出ている事実でしょうね。

ちなみに第4位が福永祐一騎手、6位に柴田善臣騎手、7位に岡部幸雄さん、9位に藤田伸二さん、10位に岩田康誠騎手がランクインするなど、トップ10の8人が日本人騎手で占められました」(同)

 また、第5位にランクインしたジョン・ベラスケス騎手は通算6200勝を超える名手であり、8位のハビエル・カステラーノ騎手も5300勝を数える。しかし、通算賞金という面では4200勝の武豊騎手には遠く及ばず、2400勝の福永騎手にも及ばない。この事実もまた、日本競馬の賞金額の高さを如実に表しているといえるだろう。

「ちなみにトップ50の中に、日本人騎手は25人もランクインしています。一方、世界で最も多くのG1制覇を成し遂げているランフランコ・デットーリ騎手は37位。通算2億1235万ドルは、武豊騎手の7億9610万ドルの1/3程度でした。近年は数多くの外国人騎手が日本競馬参戦を目指していますが、その気持ちがよくわかりました(笑)」(同)

 かつてアジアを旅したマルコ・ポーロは東方見聞録を通じて、日本を「黄金の国ジパング」と表した。だが、現代の外国人騎手たちにとって、日本はまさに「黄金の国」なのかもしれない。

JRA武豊が約860億円「世界1位」でL.デットーリは37位……「ジョッキー獲得賞金ランキング」で明らかになった衝撃の事実とはのページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャスティンミラノを大幅に上回った「期待の良血」がG1に向けて出陣! C.ルメールに替わる新パートナーは「初制覇」のチャンス到来?
  2. 【フローラS】「批判覚悟の出走」が1000万馬券の大波乱を演出!除外された武豊の超良血は幻のG1馬に…「東京マスター」菅原明良と挑む渾身の権利獲り
  3. 【NHKマイルC】川田将雅ジャンタルマンタル参戦で浮上した「鞍上問題」…陣営と繋がり強い「三冠騎手」が有力候補? その背中に跨るのは
  4. 「ルメールショック」が木村哲也厩舎に直撃?桜花賞に続き皐月賞も人気馬が凡走…主戦騎手不在で「13連敗」の急ブレーキ
  5. JRA「隠れ最強馬」が待ちに待った戦列復帰…ジャスティンミラノに引け取らない実力、令和の「マツクニローテ」再現あるか?
  6. 【激走候補5頭】J.モレイラ不在の週末は波乱必至!? 大荒れ実績十分福島牝馬S(G3)&フローラS(G2)【週末重賞ピックアップ】
  7. セリフォス、ナミュールも不安?2024年マイル戦線は異常事態!マイラーズCは“安田記念を見切った格下馬”の激走に要注意!
  8. コスモキュランダ次走ダービーも「鞍上未定」の怪…J.モレイラ続投が決まらない理由に「身元引受調教師」の影響も?
  9. デビュー3年目の武豊が「神業」魅せた天皇賞・春…イナリワンとの邂逅でいよいよ凄みを増したリヴィングレジェンドの存在【競馬クロニクル 第52回】
  10. 【福島牝馬S(G3)展望】今年「50戦0勝」騎手が本命馬に騎乗!? リバティアイランドに迫った実力を示せるか