パチスロ「ATを最重視」した衝撃スペック！「V」表示の確変ATが“爆連”を呼び込む【4号機爆裂AT時代～一撃帝王2編～】

　サミーの『獣王』誕生に端を発した4号機爆裂AT時代。各メーカーがこぞってAT機を発売し、プレイヤーたちは、その出玉性能に狂乱した。

　ひとたびATに突入すれば、一撃数千枚の出玉獲得も可能。その出玉競争が止まらぬ中、ロデオは2002年2月、AT性能に特化させたマシン『一撃帝王2』をリリースした。

　本機は、かつて一世を風靡したパチンコのフルスペックタイプ、即ち「確変後は以降2回以上継続」をイメージ。「撃チャンス」と銘打たれたATはドットに「V」が表示されれば確変AT→以降2回以上が確定するのが大きな特徴で、数あるAT機の中でも屈指の破壊力を誇った。

　撃チャンスへの主な突入契機はチェリーで、成立時の突入率は内部状態で変化。高確移行契機はボーナスor純ハズレで、AT中も状態移行やAT抽選が行われる。

　ただし、本機はAT性能を最重視した仕様であることから、ボーナス出現率は設定1でビッグ→2621分の1、REG→762分の1、設定6でもビッグ→1456分の1、REG→720分の1と激低。基本的には低確状態に滞在していると考えて差支えはない。

　また、チェリーは同一フラグながらも制御で「2枚チェリー」「1枚チェリー」「0枚チェリー」に振り分けられる点も特筆要素のひとつで、0枚チェリーは例外なくATへと繋がる。

　首尾よくATに当選すればドットでATの種類が告知され、先述の通り「V」ならば確変AT、「A」ならば通常ATがスタート。ATは「15枚役16回ナビ」がワンセット＝約200枚の獲得が見込め、3～7回目のナビが行われる間を特定時間内で消化できればナビを最大2回増やせるといった技術介入要素もある。

　セット数はAT当選時に振り分けられる仕組みで、最大はなんと30連。低確時のAT当選時はほぼ単発or3連が選ばれるが、時としてAT中の再当選と合わせて一撃万枚はおろか2万枚以上を吐き出すこともある。

　天井は「500G」「700G」「900G」「1,100G」「1,300G」の5パターンで、天井到達後はチェリー成立でAT発動。天井時の連チャンテーブルもやはり最大30連で、天井での3連終了は設定2or3or6、4連終了は設定4以上の可能性が高まるといった特徴もある。

　なお、本機は元WBA世界スーパーフェザー級＆ライト級王者の畑山隆則氏がイメージキャラクターを務めたことでも有名だ。　

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