
パチンコ「一撃4万発」など「無双モード」へ突入中…「未完の名作」となってしまったダークファンタジーへ注目
5月24日に導入が開始されたばかりのニューギン『Pベルセルク無双』が凄まじい高稼働を見せている。
導入初週の稼働は今年のミドルタイプでは最高峰のもので、早くも「今年№1候補」との呼び名も高い。
原作のベルセルクは『剣と魔法の世界』を描いたダークファンタジーで、アニメ化もされている人気漫画。1989年から何度かの休載を挟みながらも長期に渡り連載を続けていたが、つい先日その原作者が亡くなってしまったため完結を迎える事なく未完の作品となってしまった。
『Pベルセルク無双』自体はコーエーテクモの人気格闘ゲームの無双シリーズとのタイアップだが、導入タイミングで漫画の作者である『三浦建太郎』氏が亡くなった事も稼働に影響を与えているかもしれない。
導入店が約1700店舗(6月4日現在)と少なかった事もあり、ホールでは空き台を探すのが難しい状況が続いているようである。
高稼働は見込めないと判断し導入を見送った店舗は涙目になっているかも知れないが、僅かながら増販されるのは不幸中の幸いか。導入2週目の中古価格も50万OVERとなっているが、しばらくは高値で推移していくと予想される。
そこで改めてスペックを確認したい。
〇〇〇
★大当り確率:約1/319⇒約1/45
★確変突入率:75%
★確変継続率:75%
★時短回数:0回or次回まで
★大当り出玉:10R/約1000発・4R/約400発・2R/約200発
〇〇〇
特筆すべきは、やはり小当りラッシュだろう。
黒7揃い⇒無限蝕ラッシュ突入濃厚。
その他図柄揃い⇒降魔の儀ボーナス中の演出成功で無限蝕ラッシュ突入。
白7揃い⇒ベルセルクEXTRAに直行。
無限蝕ラッシュは次回大当りまで続く確変モードで、確変大当りを引けばベルセルクEXTRAに突入。生か死か、原作さながらのDEAD OR ALIVE が繰り広げられる仕様だ。
ベルセルクEXTRAは小当りRUSH付きの確変モードで期待出玉は約2000個(小当りRUSHによる出玉+10R確変大当りの出玉)が75%でループする。
実に強烈な連チャンモードだ。新型アタッカーによる小当りラッシュは、狂速と呼ぶに相応しいスピード感溢れる仕上がりだ。
当然ながら強烈な大量出玉にも繋がりやすく、パチンコ系の掲示板ではベルセルク無双で「一撃4万発GET」などといった報告が浮上している。
決して流行りの『ド派手枠』を全否定する訳ではないが、源さん韋駄天しかり、海シリーズしかり、そしてベルセルク無双しかり。「パチンコの稼働にド派手枠は必要ない?」という感想を改めて持った次第だ。
原作のベルセルクは見た事がないのだが、せめてパチンコでその世界観に浸りたい…。私も空き台を探しにホールへ足を運びたいと思う。
『三浦建太郎』氏のご冥福をお祈りいたします。
(文=オーハナB)
<著者プロフィール>
元ホール店員、店長経験者。パチンコ店の裏側で起きた出来事や、人間関係を題材にしたコラムを担当している。過去に話題になった業界ネタなど、時代背景を感じる記事も作成中。自身の思い入れのあるシリーズの動向にも熱い視線を注ぐ。
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