パチンコホール「深刻な減少」傾向に。 前年比で最も「減少率」が高かったのは…
遊技業界のマーケティングリサーチを行うシーズリサーチはこのほど、「ぱちん営業における遊技機別設置営業所及び遊技機別備付台数(2020-2019)」の調査結果を公表した。
今回の調査は、2020年12月末に警察庁生活安全局保安課より発表された「ぱちん営業における遊技機別設置営業所及び遊技機別備付台数」に、前年の台数や増減率を加えて比較したものである。
これによると、2020年末の遊技機別設置営業所数は9,035店舗で、前年比で604店舗減少した。都道府県別で減少率が最も高かったのは富山県で、前年比86.3%。以下、栃木県の同87.0%、岐阜県の90.2%と続いた。
一方、減少率が最も低かったのは秋田県で、前年比99.0%。次いで愛媛県の97.4%、沖縄県の97.4%となった。
設置営業所の減少数が最も多かったのは東京都で、前年比で64店舗減。以下、大阪府の46店舗減、北海道の34店舗減と続いた。
対して、最も減少数が少なかったのは秋田県で、1店舗減。次いで、佐賀県、沖縄県の2店舗減となった。
2020年末の遊技機別設置台数は4,004,787万台で、4,195,930台だった前年から約19.1万台減。パチンコは2,432,563台、パチスロは1,572,048台で、前年比でそれぞれ約12.5万台、約6.6万台減少した。
都道府県別で減少率が最も高かったのは京都府で、前年比91.8%。以下、熊本県の91.9%、群馬県の92.1%と続いた。
一方、減少率が最も低かったのは沖縄県で、前年比98.9%。次いで、秋田県の98.5%、宮城県の98.3%となった。
減少台数が最も多かったのは東京都で、前年比で19,504台減。以下、大阪府の13,170台減、北海道の12,521台減と続いた。
対して、減少台数が最も少なかったのは沖縄県で、前年比で356台減。次いで佐賀県の582台減、秋田県の618台減となった。
設置営業所、設置台数共に減少が目立った東京都、大阪府、北海道の3エリアは、そもそもこれらの数値が他エリアと比べて多いことから、そこまでの驚きはない。
だが、設置営業所の減少率が最も高かった富山県は前年73店舗からの10店舗減、栃木県は前年184店舗からの24店舗減、岐阜県は前年163店舗から16店舗減と深刻な数値と言える。
新型コロナワクチン接種によって今後、緩やかな客足の回復は見込めるとされているものの、いまだ先行きは不透明。パチンコ・パチスロを愛する者としても、この長引く不況をどうにか耐え忍んでいただきたいものである。
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