パチンコ「瞬時に5万発」も余裕の「神撃マシン」がまさかの…白熱した「最終グループ」は波乱の結果に!?

文＝大森町男

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　熱戦が続く777TOWNパチンコ選手権「家パチーロ」。最強の家パチマシンを決定すべく開催されたこの大会、グループリーグ残りの2組も白熱の展開で勝負の行方はまったく予想がつかない。

　さて、グループD。『ポップカルチャー』『CRビッグドリーム～神撃』『CR恋姫†夢想乙女、入り乱れるのこと！』『CRシャカRUSH』という特に個性派が揃った組。

「瞬時に5万発」も可能で、ダントツの爆発力を誇る『CRビッグドリーム』だが、突時のある確変全振りスペックだけに格下相手の取りこぼしも目立ったりする。そのポカ気質がこの場面で発動。160回転での当りから「ゴールデンゲーム」に突入するも、即座に突通転落でまさにTHE END。わずか500発で最下位に沈んだのであった。

　波乱含みのグループDは、連チャン力はあるものの当りは400発とパンチに欠けるスペックから第2、第3勢力と見做されていた『ポップカルチャー』が鋭い出足から20連チャンの大カウンターで一撃7000発オーバーを引き出し2位に浮上。

　小国・エース電研の出自だけに過小評価になりがちな『CR恋姫†夢想』。実は確変70％で約1800出玉が50％で受けられるスペック力をにわかに発揮するも、同じくメーカー的には第4ポットの『CRシャカRUSH』が14連チャン1万5000発で首位通過を果たすのである。

　そして、最後のグループEは、『CR忍術決戦月影』『CRモンスターハウス』『CR竜王伝説』『CRルパン三世～消されたルパン～』と知名度や人気はさまざまながら実力・スペックは伯仲している4機種。どこが勝ち抜けても不思議はない。

　そんななか、グループのなかでは地味な存在の『CR忍術決戦月影』が悪目立ち。潜確地獄からの出玉0でまさかの失格となる。

　これが波乱の幕開けか、伝説の爆裂機『CRモンスターハウス』と最強戦術の名高い2回ループ機『CR竜王伝説』はその肝心の確変を取ることができず、出玉ポゼッションの構築に至らなかった。どちらも単発で2000発台と振るわなかったが、わずか237発上回る『竜王伝説』に軍配が上がる。

　3機種が星を潰し合い、低調、平凡な塩試合を巻き起こすなか、『CRルパン三世～消されたルパン～』が10連チャンで2万発に迫る飛び抜けた爆発力を見せつけ、単独トップとなる余裕の予選通過。

　文句なしで予選通過を勝ち取った10機種は以下のとおり。
【グループA】
1位：Pあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
2位：CR天才バカボン4～決断の瞬間～

【グループB】
1位：CR新世紀エヴァンゲリオン～使徒、再び～
2位：CRリング～呪いの7日間～

【グループC】
1位：ぱちんこGANTZ
2位：パチンコCR閃乱カグラ

【グループD】
1位：CRシャカRUSH
2位：ポップカルチャー

【グループE】
1位：CRルパン三世～消されたルパン～
2位：CR竜王伝説

　ただ、このままだとトーナメントの山がきれいに揃わない。したがって、全体の3位から出玉数が多い上位2機種を繰り上げ通過に。その対象機種はグループBの『CRスーパー海物語IN沖縄4』とグループDの『CR恋姫†夢想乙女、入り乱れるのこと！』である。

　ともに5000発台と、ほかのグループなら2位通過も充分に可能であったこの2台を加えた12機種でいよいよ決勝トーナメント。最強の家パチを目指してさらにアツい戦いが繰り広げられるのである。

（文=大森町男）

<著者プロフィール>

　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。