パチンコ「連チャンの甘美」を堪能できる超抜マシン！「出玉＆演出」文句なしのRUSHで「大記録」を達成か!?

　前回の『PパトラッシュV GREEN』でね、すっかり調子づいてしまいましたよ。やっぱりパチンコは連チャンさせてナンボだと。『CRいれてなんぼ』なんですよ。スペックはキツネとタヌキの化かし合い的な要素もあるっていう意味も込めて。

　特にいまの機種はライトミドルで充分満足できる連チャンとか出玉を望めます。80％を超えるループと半分が1000発の出玉性が標準になっていて、連チャンモードにさえ入れてしまえばワンチャンもツーチャンもありありですもんね。いやー、良い時代ですよ。

　で、今回は何を打ったかというと西陣の『PモンキーターンV』となります。RUSH継続率約80％で右打ちの7割が1100発出玉と出玉力重視のスペック内容です。また、7％ながらほぼ次回の大当りが約束される上位モードも搭載され、RUSHのwktkも超抜です。

　ちなみに、「モンキーターン」ももちろん面白いんですが、河合克敏先生といえばやっぱり『帯をギュッとね!』なんですよね。パチンコ化してほしいマンガですよ。

　さて、『モンキーターン』。スペック性能は先に述べたとおり破壊力抜群のものですが、実はRUSHの演出がよくできていて超面白い。

　RUSHの基本構成は時短7回転プラス残保留4個で、時短の7回転分でボートレースの1試合が展開するのですが、レースの7つのタイミングで大当り判定のポイントがあり、どの場面からでも一着を狙えると同時にレース展開やチャンスアップ演出によって期待感を持つことができる一連の流れが秀逸なのです。

　原作の要素をパチンコの演出に完璧に落とし込んだという面では、パチスロ『北斗の拳』に匹敵するくらいのクオリティと完成度を持っていると評価しています。P機のRUSH演出ではナンバーワンまでありますね。

　現状でも完璧で、まったく問題ないんですが、せっかくだからひとつ前身機『CRモンキーターン4』で搭載されていた「艇王ステージ」のような一発告知系の演出も組み込まれているとちょっと面白かったかなと。いや、このままでも全然いいんですけど。

　ここで勘のいい読者から気づくでしょう。「ははぁ～ん、さてはお前演出のこと持ち出してごまかしてるけど全然連チャンしなかったな？」と。

　たしかに、初当りには苦労しました。100回転ちょっとから打ち始めて、気がつけば499回転。そう、遊タイム直行の憂き目に合いましたが、ここからの捲りがすごすぎました。一撃17連チャン16815ptの快進撃です。

　しかもですよ、即ヤメしようとしていた残りの保留8個の2個目で、大時計タイマー予告・赤、鬼足EXTREME、ステップアップ予告・金など激アツ予告盛り盛りで究極の目標リーチに発展し、見事に大当り。

　さらにVモンキーチャレンジモードでもバトルに勝利し、再びのRUSH突入から7連チャンを上乗せして2万発フィニッシュと恐ろしいくらい連チャンしました。ちょっとマジでライトミドルの時代が来たんじゃないでしょうか。ライトミドル、激アツです！

（文=大森町男）

<著者プロフィール>

　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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