パチンコ「一撃」VS「鋭い連チャン」など夢の決戦!?「最強の称号」を狙う激アツ機が集結!!

　最強の家パチマシンを決定する777TOWNパチンコ選手権、家パチーロもいよいよ決勝トーナメントへ突入。グループリーグを勝ち進んできた強豪たちによる「さらなるアツい戦い」が繰り広げられるのだが、その前にちょっとしたアクシデントが発生した。

　アクシデントというか、私の頭が悪すぎたので綺麗なトーナメント表を組めなかったのである。4の倍数ならうまくいくと思いきや、実際には4・8・16・32と倍々にしないと左右対称にならず、山がきちんとつくれない。

　で、予選通過機種は12機種。あと4機種増やすとなるとグループ4位の1番まで掘り下げることになってしまい、もう予選リーグをした意味がなくなってしまう。しかたなしに2回戦は片山ができる「ベスト6」という中途半端な状態になることを許容して進めることに。

　とりあえず1回対戦が少なくなるブロックは総合の出玉1位と2位の機種を入れ込むようにした。ただ、その特典として相手は予選リーグの3位通過機種を当てるので、逆にドベとブービーがチャンスになるという矛盾も生じてしまうジレンマ。番組つくりってめちゃめちゃ難しい。

　さっそく決勝トーナメント1回戦をはじめよう。まずは総合1位出玉の『Pあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』とグループB3位通過の『CRスーパー海物語IN沖縄4』の対戦である。

　この勝負のキモは『あの花』がRUSHに入れられるかどうか。『沖海』は単発でも1500個ほどの出玉を稼げるだけに1000発以下なら即死となる。先手の『あの花』が幸先よく8回転で初当りを獲得するもチャレンジモードで突破失敗。同じ単発でも出玉感のある『沖海』がなんとかかわした。

　次はグループD3位の『CR恋姫†夢想 乙女、入り乱れるのこと！』とグループE1位、全体出玉2位の『CRルパン三世～消されたルパン～』戦。これも同じような展開で、『夢想』が単発不発で自滅し、3連チャンと本調子ではない『ルパン』が順当に次に進むことになった。

　決勝トーナメント1回戦、第3戦は『CR新世紀エヴァンゲリオン～使徒、再び～』と『ポップカルチャー』による文化枠対決。『ボップカルチャー』が鋭い連チャンを見せるも一撃の破壊力に勝る『シトフタ』がその決定力を見せつけ、約1000発対約2000発のダブルスコアで敗北する。

　4戦目、『CR天才バカボン4～決断の瞬間～』と『ぱちんこGANTZ』という強力コンテンツ同士の名勝負になると思いきや、どちらも単発のまさかのクソ塩試合。『バカボン』749発、『ガンツ』970発と辛くも『ガンツ』が勝ちを拾う。

　そして『CRシャカRUSH』vs『CRリング～呪いの7日間～』の頂上対決ならぬ超常対決。神かオバケかST対決でもあるこの試合だが、連チャンの差し合いで『リング』が勝り、呪いの力を証明した。

　最後はどの大会でも必ず生じる地味組み合わせ。『パチンコCR閃乱カグラ』と『CR竜王伝説』である。本当のサッカー大会ならこういった期待度の低い試合がよもやの好試合を繰り広げたりするものだが、両者単発の低調な戦いで一発の出玉感に長けた『竜王』がゴリ押しで勝ち名乗りをあげる結果となった。

　こうして、ここにベスト6が出揃ったのである。残るは準々決勝、準決勝、決勝の5試合のみ。頂点に辿り着くのはどの機種だ。

ベスト6
・CRスーパー海物語IN沖縄4
・CRルパン三世～消されたルパン～
・CR新世紀エヴァンゲリオン～使徒、再び～
・ぱちんこGANTZ
・CRリング～呪いの7日間
・CR竜王伝説

（文=大森町男）

<著者プロフィール>

　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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