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パチスロ「激動の時代に降臨した最後の紺碧天馬」~3号機名機伝説『ペガサス412』前編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.56】

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 市場に蔓延する不正改造機を一掃すべく挙行された基板改修・再封印作業が完了した1992年の秋。

 業界がウン十億もの巨費を投じて「禊ぎ」を済ませたことで、行政も幾分、態度を軟化させたのだろうか。滞っていた新機種の型式試験も再開し、3号機時代の最後を彩る(暴れ回る…といった方が正しいか)ことになる新機種が続々と姿を現し始めた。

 一連のラスト3号機たち。その一番乗りを果たしたのが、パル工業の『ペガサス412』である。

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 同社の伝統である「ペガサス」の名を冠したシリーズの最新作として、リリース当初から期待と注目を集めた本作。

 仕様は前作『ペガサスEXA』が集中役を搭載したA‐C機だったのに対し、ボーナスオンリーのオーソドックスなAタイプ機への回帰を果たした。

 表面上のボーナス比率は1:2。REG絵柄には、初代からの伝統である「紺碧天馬」に加えてBARを採用。設計上の比率もほぼ同等で、スペック&出玉特性的には不遇に終わった2-2号機『F-1』に近いものがあった。もちろんこれは、純然たるノーマルでの話なのだが。

 吸い込み方式ならではの強烈な連チャン性と荒波で一世を風靡した1号機の初代『ペガサス』と続編の1.5号機『ニューペガサス』の末裔ということで、やはり古くからのファンや市場の興味は、「こんどのペガサスは、連チャンするのか」という点に向けられた。

 当時、パチスロ必勝ガイドが全国初導入となった愛知県下のホールでデータ採取を行った際には、販売提携をしていた某パチンコメーカーの直営店ということもあってか、特に目立った挙動は見受けられなかった。

 が、やはり「ペガサス」の名に対する期待に応えてのことだろう。ほどなく、激しい連チャン性をもった裏モノが出現。一気に勢力を拡大してゆくことになる。

 当初に多かったのは、俗に「アニマルVer.」と呼ばれたもので、文字通り伝説の爆裂連チャン機として歴史に名を刻む『アニマル』のように、BR両ボーナスが入り乱れて連チャンするのが特徴だった。

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ペガサス412アニマルVer.を紹介する当時の記事。

 そして、翌1993年になってから勢力を拡大したのが、数ある裏モノ3号機の中でもトップクラスの凶暴性をもった「ダイナマイトVer.」である。

 その最大の特徴は、「REG後の1ゲーム目にビッグが成立すると連チャンモードに突入しビッグの速攻連チャンが発生する」という点に尽きる。

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