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甘デジ確率で「2000発ループ」の激熱マシンVS 初代『北斗の拳』…超スペック出玉バトルの勝者は!?

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 気軽に遊べるパチンコとしてファンから多大な支持を集めている「甘デジ」。いまや、登場する多くの機種にスペック違いの兄弟機として「甘デジ」をリリースするのはもちろん、甘デジタイプに限定したシリーズやバージョンも存在するほど。

 この「甘デジ」と呼ばれる大当り確率が1/100を切るような高めのデジパチが勃興してきたのが2000年代のはじめ。特に2004年に起こった規則改正により多種多様なパチンコ機が登場した時代に甘デジが本格的に運用されるようになった。

 それ以前、とりわけ甘デジの祖といわれる奥村の「加トちゃんワールド」が生まれる前には、この「甘い確率で遊べる」コンセプトを持つ機種はほぼ存在しないのではないだろうか。「遊ぶ」なら羽根物があるからである。

 ただ、稀少とはいえ1/100くらいの大当り確率の台がないわけではもちろんない。西陣の『アミダロード』やマルホンの『ファンキードクター』『雀士ウーロン牌V』などがそれにあたると思うが、どれも時短連チャンモードに特化した機種なので遊びやすいかというと疑問符が付く。

 まあ今の甘デジも突破形式によって出玉性能のブーストさせる仕様ばかりなので同じといえば同じだが、黎明期における本来的な「甘デジ」をなぞるような機種となると、思いつくのは『CRフリフリダービー』である。

 権利物だが、大当り確率が1/111、1/121、1/133の3段階設定で1/2確変ループ、大当りなら確変突入および16ラウンド約2000発で、小当り(中図柄がヒナドリ)だと1ラウンド出玉の通常大当りというスペックになっている。

 ところで、このような昔の確率が甘い台と現代的な、といっても2000年代のトラディショナルな「甘デジ」はどちらのほうがやれるのだろうか。なかなか気になるところである。

 というわけで、『CRフリフリダービー』とまさにTHE甘デジの『CR北斗の拳STV』、いわゆる初代『北斗の拳』の甘デジで出玉勝負を行ってみることにした。古い機種同士を同時に遊べるのが家パチ、777TOWNの醍醐味でもある。

 まずは『CR北斗の拳STV』大当り確率が1/80.1で確変突入率100%。大当り後には4回転のST後に41回転の時短が付与される。ただ、突確当りの場合は時短が付かずST4回転のみとなる。ラオウに出逢えば大当りのST4回転は最高である。

 破格の大当り確率とST100%突入の安定感は抜群で23回転の初ヒットを皮切りに、最大ハマリでも129回転、最高6連チャンでコンスタントに当りを紡ぎ、出した玉数はなんと7000発オーバー。

 総回転数が1000回ほどでこの記録。条件が「激甘」調整だったこともあるが、この結果は驚異的。やはりパチンコは安定スペックのほうが結局成果につながるのではないだろうかと思ってしまう。

 一方の『フリフリダービー』は1/2の引きの落差が激しすぎるのがどう出るか。大当りをつなげれば一気に大量出玉となるが、小当りを連発させると地獄行きである。

 今回はこれが悪いほうに振れ、200も300もハマるわ小当りが先行するわで、総回転数850回時点でマイナス3500発。もう勝敗の行方は見えてしまったが、ここからの巻き返しがすごかった。

 直後の16ラウンド確変がワンセットで終わったものの、5回転で16ラウンド確変を数珠連チャンさせると16ラウンドを連発させ、一挙に6000発近くの出玉を獲得。トータルの差玉もプラスにひっくり返し、『CR北斗の拳STV』との勝負には負けたものの驚嘆すべき瞬発力を見せつけた。

 古い機種は1回の出玉が多い分、これがあるから連チャン性が低くとも侮れないのである。まあ、見せ場を作ったし、なかなかの名勝負だったのではないだろうか。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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