パチンコ「バトル勝利=2000発」の怪物マシン！「直Vチャンス」成功でRUSH直行の激アツ仕様!!

「災害」である怪獣を全滅させることを夢見た主人公がその怪獣になってしまう「怪獣8号」が大ヒットを記録している。当然、作品自体の魅力もあるが「怪獣」の文化が根づいている日本ならではの事象にも捉えられる。

　怪獣とは正体不明の常識を外れた動物、生命体のことだが、この言葉からまず連想されるのは「ゴジラ」であり「ガメラ」ではないだろうか。そして「モスラ」であり、ウルトラマンシリーズに登場するようなあいつらなのである。つまり、日本の特撮文化が生んだ創造物といっても過言ではない。

　ゴジラとガメラ。ともに人気を二分するメジャーなコンテンツで、パチンコ・パチスロ業界でも高く認知されたタイトルである。ただ、ゴジラはパチンコ、ガメラはパチスロといったイメージで、フラグ持ち越し・押し順ナビの大量獲得機として名を馳せた初代パチスロ『ガメラ』、そして第2弾となる『オオガメラ』の印象が強く刻まれている。

　設定6なら万枚、設定1でも等価なら勝てるといわれた甘いスペックでホールを席巻した名機だけに致し方ないが、パチンコの『ガメラ』も地味に良い機種が揃っていたシリーズ機であった。

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　特に最後のシリーズ機となっている『CRガメラLXB』は大当り確率が1/225のライトミドルながら継続率72％で大当りの半分以上が2000発出玉となる強力なスペック性能を持つ魅力的なマシンとなる。

　出玉増加のカギを握る「超爆RUSH」は右打ち中にV入賞すれば大当りとなる時短モード。時短モードとはいえ突入すれば次回大当りがほぼ約束される1種2種混合機の仕様である。

　RUSH継続の可否はV入賞後に発生する大当りラウンドのバトル演出によって決定。対戦する怪獣によって期待度が変化。表示される危険度が少ないほどチャンスとなるが、バトル開始時に数値が減少するチャンスアップパターンも存在。

　RUSH時は大当りの72％が継続となり、そのうちの55％が15ラウンド2000発。前述のラウンドバトルの際にガメラが勝利すれば15ラウンドが確定するようになっている。

　そのRUSH突入には2つのルートが存在。ひとつはオーソドックスな赤図柄揃いによる大当り（GAMERA BONUS）。そして、もうひとつは直接V入賞させる「直Vチャンス」である。

「直Vチャンス」は変動中やリーチハズレ後に発展する物理的な抽選方法で、右打ち指示のもと、アタッカーに玉を入賞させタイミングよくV入賞すれば直接RUSHに突入する2種当りを獲得できるのである。

　この「直Vチャンス」は3回に1回は大当りに繋がる期待度の高いもので、まさに激アツの瞬間となる。通常時の小当り経由と図柄揃い、2つのチャンスから大当りを狙えるゲーム性となる。ちなみに、RUSH突入率は約62.4％。

　本機には大当り確率が1/99.8となる甘デジタイプも用意されているが、ゲーム性はまったく同じ。直撃V入賞と図柄揃いによる大当りからRUSHを狙い、継続率72％と半分以上で最大出玉約1000発を取れる強力なRUSH性能が継承されたパワーのあるスペックを装備。まさに怪獣級の爆発力を有しているのである。

（文=大森町男）

<著者プロフィール>

　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。