「高速〇〇ブーム」を起こした最恐パチンコ…もはや外せない分野の大ヒット作!!
今回は藤商事のパチスロ最新作『Sリング 運命の秒刻』に合わせて、2011年のパチンコ『CRリング~呪いの7日間~』で恐怖体験をしてきました。
いや~怖いですねマジで。現在のホラーパチンコというジャンルは、このリングのヒットなしでは語れないでしょう。ちなみにリングは、これが初めてではなく2007に『CRリング』としてリリースされたのが初のシリーズでした。
このリング以前にもホラー系パチンコが決してなかった訳ではありませんが、ここまでのヒット機種はなかったと言えるでしょう。本格的にホラー要素を盛り込んだパチンコとしては旧『まさむら遊機』の『CRホラーマンション』だと思われます。これがまた凄い機械だったので、所持している方が見つかれば是非とも取り上げたいですね。
話は戻ってリングですが、この呪いの7日間は本当によく出来ていました。ショールームで試打した時は「こんなの怖すぎて打てる?」と思ってしまいましたが、予想に反して大ヒットを果たしたのです。
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男性客だけでなく意外にも女性客からの支持が高かったことにも驚きでした。まぁ、私ごときポンコツ業界人の評価が如何にあてにならないかを如実に物語っていたということでしょうか。
リングの恐ろしい世界観を見事再現した液晶演出も勿論なのですが、やはりあの両手のギミックがインパクト絶大だったと思います。あの貞子の両手が落下すれば大チャンスなのですが、当時としてはこのギミックの落下速度がひとつの大きなウリだったみたいです。
確か営業マンが「0.2秒で落下する」と言っていたような。それまでは巨大ギミックはあっても高速可動、可変するギミックはまだ存在しなかったですからね。リング以降は、高速ギミックのちょっとしたブームがありました。
例えば『CR牙狼FINAL』なんかがそうでしたね。牙狼パチを象徴するギミックであるFOGこと『フェイスオブガロ』ですが、ファイナルからは高速タイプとなりました。営業マンも、そこをアピールしていたのをよく覚えています。
その後は高速ギミックも当り前となりアピールポイントにもならなくなりましたが、そういった意味でも後の機種に影響を与えたといえるでしょう。
藤商事はそれ以降もリングの後継機種は勿論ですが、『CRオーメン』、『CR呪怨』、『CR着信アリ』、『CR仄暗い水の底から』など次々とホラー系パチンコをリリース。そして他メーカーも追随し『CRクロユリ団地』、『CR稲川淳二 怪談ナイト』、『CR貞子3D』などをリリースし、ひとつのジャンルとして確立していったのでした。
こうしてパチンコとしてももはや外せないシリーズとなったホラー系パチンコ、そして藤商事の看板機種である『リング』シリーズ。今後も更なる恐怖を期待したいです。
(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。
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