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パチスロ新規顧客の獲得に繋げるためにも…【濱マモルののほほんコラムVol.131~音量調整~】

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 パチンコ・パチスロ遊技機に音量調節機能が搭載されて久しい。個人的には目押しミスを鼻で笑われるのが癪に障るし、なにより比較的静かに打ちたいタイプであるから、音量を自分好みに下げられるのは嬉しい限りなのだが、反面、打ち手側で音量を最大にすることもできる。

 音量MAX。これはなかなかの破壊力で、真横でやられると困るレベル。そんな音量MAXを選択する人に限って耳にイヤホンなんかをしているもので、自分の意志で音楽かなにかを聞いているクセに、パチンコ・パチスロの音量まで最大にするとはどういう了見か。

 こちらとしては正直、パチスロを打ちながらパチスロ動画を視聴している人以上に意味が分からないわけで、プライベートでの遊技時、ガラガラなのに真横でMAXにされるとか、あまりに目に余る行為はやんわりと指摘することもある。

 ちなみに仕事での実戦においては、それがもとでトラブルへ発展して追い出されたら問題なので、絶対に声はかけない。

 誰でもイジれる機能なんだから、どうしようが勝手じゃないか。そう思う人もいるだろうし、まぁ実際、それはそうなのだが、だからと言ってなにも考えずに操作するのは、たとえば喫煙OKだからとカウンター席の飲食店で、ちろっと吸ったシガレットを食事中の人がいるのに、灰皿に放置して煙をまき散らすことと同等の行為。早い話が、モラルの問題なのである。

 そんな考え方の人間だけに、年末に報じられた日工組と日電協による全日遊連への回答書には、喜ばずにはいられない。どうやら、今後はホールで設定できる各段階の音量の目安についてマニュアル等に記載することに加えて、85デシベル未満の音量が設定できていない遊技機については、速やかにその機能を搭載していく旨を示したそうだ。

 全日遊連は昨年10月、厚生労働省において職業性難聴防止のガイドラインの見直し作業が進められていることを理由に、従業員や遊技客が健康被害に遭わないように遊技機の音量上限についてメーカーで統一し、音量調整についてはそれ以下の範囲で行うなどのルールを早急に策定するように要望していた模様。それを受けてメーカー団体は改善策を示したわけで、これによって今後は、隣人の音量攻撃に悩まされることが無くなるかもしれないのである。

 自分のことを棚に上げて言うのもアレだが、高年齢化が進むライター陣を見れば分かる通り、パチスロは若年層をそこまで取り込めていない気がする。もうすぐ「差枚数2,400枚機」の申請も始まるようだし、環境面をさらに整えることも新規顧客の獲得に繋がればいいなぁと、店内の有線放送が普通に聞こえるホールを懐かしむパチスロ歴30年超のおじさんは思うのである。 

(文=濱マモル)
 

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