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パチスロ「設定1濃厚台」で序盤から神展開!? 自力感&ドキドキ感満載のタイアップ機を実戦!!

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 ひろ吉のパチスロ「実戦」紹介。今回は、大人気ホラーゲームとのタイアップ機『』について書いていきたい。

 本機は純増約2.8枚のAT機で、通常時は主に規定G数消化や小役による抽選から「零ボーナス」や「逢魔刻」などを目指すゲーム性。

「零ボーナス」はベルナビ20回まで継続し、消化中のレア役でATの抽選。一方の「逢魔刻」は突入の時点でAT確定となり、最大5G間の成立役に応じてAT「当主狂乱」orメインAT「ZERO」へ移行する。

「ZERO」は「周忌バトル(純増約2.8枚)」と「準備中(純増約1.0枚)」の2パートをループさせて出玉を伸ばしていくATで、20G+αの前者は怨霊とのバトルが展開され、怨霊の体力を削り切れば勝利。G数消化後の押し順ベルの択当て(4択・2択・全ナビ)不正解で深紅(主人公)の体力が1つ減少するが、正解すると体力の減少なしで継続or勝利となる。準備中は8G+αのアイテム獲得抽選ゾーンで、成立役に応じて体力回復アイテムや「鏡石」を獲得することができる。

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 そして「周忌バトル」勝利時の一部で上位AT「ナイトメア」へ突入し、こちらは1セット30Gのセット数管理型。消化中は成立役によるストック抽選を行っており、「周忌バトル」の下一桁が0、4、7の時は勝利→ナイトメア突入のチャンスとなる。

 ここまでスペックについて説明してきたので、そろそろ本題の実戦内容を紹介していきたい。

 朝一は、開始後すぐに強チェリーや強チャンス目などのチャンス役を引くも、ボーナスやATには当選せず。そのまま500Gまでハマってしまうが、500Gを超えたところで前兆「十二辰刻モード」に突入し、帯色が金まで到達して無事初当りをゲットした。しかも、この当りが直撃の「逢魔刻」で、最終5G目に怨霊から襲撃され、いきなり「ZERO」へ突入したのだった。

 初期の体力が10あったので「しばらくは安心だ」と思っていたが、なかなか怨霊の体力を削ることができず、あっという間に20Gを消化してしまう。さらにその後の押し順当てでも全く正解することができず、深紅の体力が残り3になったところでなんとか勝利した。この後「準備中」に体力を5まで回復させるが、次の「周忌バトル」で敗北してしまい、獲得は300枚ほどで終了となってしまう。

 出玉が少なかったのであっさりと飲まれるかと思っていたが、130Gでふたたび「逢魔刻」に当選。今回は「当主狂乱」で深紅の体力は1だったが、消化中にスイカと強チェリーを引き、さらにG数消化後の押し順を2回当てることに成功。なんとか勝利して「ZERO」に突入させることができた。

 初期の体力は5だったが、今回はあまり体力を減らさずに「周忌バトル」で3回勝利。また「準備中」のアイテム獲得もあり、残り体力は7まで増えた。さらに4回目の「周忌バトル」も難なく勝利し、ここで上位ATである「ナイトメア」に突入する。

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 消化中はレア役のヒキが良く、5セットまで継続して終了。「まぁまぁかな」と思っていたが、再度「ナイトメア」に突入し、3セットまで継続。ここで一気に出玉を確保できた。その後は「周忌バトル」に2度勝利し、体力ゼロから「鏡石」で復活するなど、さらなる出玉を上乗せ。このATでは「周忌バトル」9回、「ナイトメア」8セットで計1500枚を獲得して終了となった。

 想像以上にATのゲーム性が面白くてそのまま続行を決意。しかし、その後はハマりを繰り返して「零ボーナス」に当選するが、ATに突入させることができず。出玉が全て飲まれて追加投資が進む。

 さらに久しぶりの「逢魔刻」当選から「ZERO」に突入するが、1戦目であっさりと敗北して獲得は100枚で終了となってしまう…。高設定の要素はまったくなく、これ以上の投資はキツかったのでここで実戦終了。序盤だけは調子が良かったものの、最終的には投資1300枚、回収100枚という厳しい結果となってしまった。

 最後に今回の実戦データを紹介する。

■AT中を除く通常時の消化ゲーム数:3361回転
■零ボーナス:約1/560.1(1/478.9(設定1)~1/378.7(設定6))
■逢魔刻:約1/840.2(1/618.1~1/354.0)
■スイカ出現率:約1/176.8(1/153.1~1/104.4)」

 と高設定の要素はなく、さらに有利区間移行時の通常モード(※レア役以外成立は46.09%~19.53%)が確定している状態(400Gを超えた回数)だけでも4/7(約57.1%)となるなど、設定1濃厚と言えるだろう。

 今回の実戦では、序盤で1500枚を獲得して「大きな負けはないだろう」と安心していたが、そこからなかなか「逢魔刻」が引けず、結果的に手痛い負けとなってしまった。ただ結果は残念だったものの、AT中の自力バトルや「逢魔刻」中の恐怖とドキドキ感はかなり楽しめたので満足だ。

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>
 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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