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パチンコ「STスルーでも約1230発」大手メーカー意欲作!!

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パチンコを代表するメーカー三洋物産

『海物語』のイメージが強烈すぎる故か、三洋のマシンはきちんと王道やトレンドを追ったスペックやゲーム性となっていることが多い印象である。大ヒットマシンとなった『P大工の源さん超韋駄天』も、ベースとなるスペックはとりわけスペシャルなものではない。

 P機に革命を起こした京楽の『ぱちんこ新・必殺仕置人』によってスピードの重要性を認識し、秒で決着がつくバトル演出を搭載したサンセイの『ゴッドイーター』をアレンジしたといったようなゲーム性。特に目新しい内容ではないが、時代のニーズを的確に捉えた機種であるといえよう。

 その『源さん』は初代からして、2回ループ全盛のなかで時流に乗ったという文脈でヒットした側面がある。三洋は時代を掴まえる能力やマーケティングに優れているのであろう。そういった意味においては、逆をいえば、あまり流行りそうにないところには手を出さないのである。

 もちろん、メーカーとして挑戦し、大胆に攻めるところは当然があるが、見切りが早く深追いはなるべくしないようなイメージもある。その慎重な戦略における端的な例は「小当りRUSH」ではないだろうか。驚くほど三洋の小当りRUSHマシンが思い浮かばない。

 ただ、そのほとんど唯一ともいえる三洋の小当りRUSHマシン『CRアニマルパラダイス』はなかなか良くできた台である。

「STスルーでも約1230発」の小当りRUSH搭載機

 大当り確率が1/239.1のハイライトミドルで突入率64.7%のV-STタイプだが、ST中は「OPENコイン」が停止するとアタッカーがショートオープン。規定回数以内で大当りしなくてもある程度まとまった出玉を獲得することが可能な、出玉増加型ST「ザクザクRUSH」を搭載している。

 OPENコインは約2回転に1回ほどの当選率で、アタッカーオープン時(ショートオープン)には15個賞球×入賞分の払い出しが発生。ST突入時の小当りRUSHによる平均獲得出玉は約1230発となっている。また、右打ち中は大当りのメインが1ラウンド確変と、小当り発生時と同じ挙動を示すのでシームレスにRUSHが継続していくような高揚感を味わうことができる。

 ちなみに、このゲーム性は先に登場した『CR人生ゲーム』に搭載されていた「チャージタイム」にその原型を見ることができる。この機種では右打ち中に約1/13の確率でアタッカーが1.7秒開放する機能が搭載されていた。1個賞球による電サポ中の玉減りを防止する役割であったが、この技術とハウツーが次世代に繋がっていったのである。

『ギンパラ』を筆頭とした、『わんパラ』『にゃんパラ』『雀パラ』などの『パラダイス』シリーズの看板を掲げ、人気グラビアアイドル・篠崎愛を起用するなどソフト面も充実していた『CRアニマルパラダイス』。総じて評価の低い初期小当りRUSHマシンの中では光るものを感じた一台である。

(文=大森町男)
<著者プロフィール>
 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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