パチンコ5万発の衝撃デビューで“ドハマり”も…元々は嫌いだった!?【dustbox「ジョージとユウキのリズムDE 777」Vol.06】

【dustbox「ジョージとユウキのリズムDE 777」Vol.06】

　パチスロ好きで知られるdustboxのベーシスト・JOJIとドラマー・YU-KIによる当企画。今回もSHADOWSのサポートベーシストとして活動するハヤト氏を招き、氏がギャンブルにハマった経緯を紐解いていく。聞き手は濱マモルが担当する。

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濱「前回はほぼ競馬トークでしたけど、バランスとしてはどっちが多いんですか？ パチンコと競馬」

ハヤト「どっちだろう。自分は元々、ギャンブルがすごい嫌いだったんですよ」

濱「………はい？」

JOJI「おおっ、なんだ、めちゃくちゃ面白そうだな、この話」

ハヤト「お金が無くなるかもしれないわけじゃないですか、せっかくバイトしたのに」

濱「たしか、前にJOJI君もそんなことを言ってましたよね。考えられないって」

JOJI「わはははは。ですね」

ハヤト「当る人がいて、当らない人がいて。で、当らない人がいっぱいいるから成り立ってる商売だと思ってたんですよ」

濱「その認識は間違いないです」

ハヤト「だから、そんなのは勝てる場所じゃないって思ってたんですけど、吉本(興業)の芸人さんに友達がいて『パチンコって面白いよ、ジャラジャラするから』って連れていかれたら………いきなり5万発出たんですよ」

濱「おおっ、それはすごい。ちなみに機種は？」

ハヤト「牙狼です。サイコロが付いてるやつですね」

濱「サイコロ…。『CR牙狼 魔戒閃騎鋼』ですかね、きっと」

YU-KI「だから、ハヤトは俺とちょっと似てるんですよ」

濱「YU-KI君も昔はツアーの合間にみんなが打ちに行ってる時、ホテルで寝てたって言ってましたもんね」

YU-KI「そうです。でも、初打ちで『V』が揃ったんですよ」

JOJI「わはははは。ゴッド(『ミリオンゴッド－神々の凱旋－』)でね」濱「2人共、ビギナーズラックに恵まれたタイプですね」

YU-KI「でもそうなると、次から1回当てるまで帰れませんから」

ハヤト「僕は始めてから1ヵ月で100万円以上勝ったんですよ」

濱「ええっ!?」

ハヤト「行けば毎回、お金くれるって感覚ですね」

JOJI「わはははは。そりゃハマるわ」

ハヤト「元々、ゲーセンのメダルゲームは好きだったんですよね。だから『玉、いっぱい出てくるわぁ』って」

濱「ずーっと牙狼ですか？」

ハヤト「そうですね。女性の店員さんがずっとドル箱を積んでくれるから『あ、すみません』って体が当たらないようにしながら打ってましたね。『紳士ですよ』って」

濱「出てる時は、心にゆとりがありますからね」

ハヤト「あと、『コーヒーどうですか？』って聞かれたら絶対、買ってました」

YU-KI「あ、コーヒー頼んじゃう人だ」

JOJI「俺も結構、頼んじゃうんだよな。俺は初めて打ったパチンコは海物語シリーズだったな。もう潰れちゃった地元のお店なんですけど、夕方6時開店だったんですよ」

濱「最近は少ないですけど、時差オープンはワクワクしますよね」

JOJI「すげー並んでたんですよ、田舎町なのに。その時、俺はまだパチンコを打ってなかったんですけど、『これだったら絶対、出るだろう』って打ちに行ったら、700回転くらいハマってる海物語があったんですよ」

濱「なるほど」JOJI「その時は俺、パチンコにも天井があると思ってたんですよね。だからその台に座ったんですけど、どれくらい出たんだろう。20数箱積んだんですよ」

濱「勘違いからの、まさかの爆連とは、なんと羨ましい」

JOJI「で、周りの客が誰もいなくなっちゃって…」

YU-KI「そういう時、ありますよね。周りを見たら誰もいねぇんだけど…って時」

濱「分かります。1人だけ出続けて気まずくなっちゃったりして」

JOJI「ホント早く連チャン終わってくんねぇかなって思ってましたよ」

ハヤト「あ、気まずくなるタイプなんですね」

濱「ハヤトさんは喜ぶタイプ？」

ハヤト「うわー独り占めだって思いますね」

濱「わはははは。その辺は性格が出ますよね。ところでハヤトさんはここまでのギャンブル人生、トータルではプラスですか？」

ハヤト「うーん、負けてると思いますね」

濱「思います…ってことは、収支は付けてないわけですね」

ハヤト「そうですね。パチンコは…」

濱「競馬は付けてる…と」

YU-KI「パチンコで勝った分が全部、競馬に行っちゃうんですよ。でも、意外と手広いよね？」

ハヤト「そうだね。夢も買いつつ現実も買いつつ…って」

YU-KI「それこそ濱さんちでバーベキュー(第5回参照)やった時、3着が当ってたら大変なことになってました。1・2着は当ってたんですよ」

ハヤト「あ、その時だったの。地獄みたいな気持ちになったもんね」

YU-KI「あれ、1万倍以上でしたからね。俺のところにすぐ『これ、12と14って入れ替わんねぇかな』ってLINEが来ました」

ハヤト「買えた馬券だったんで、どうにかなんねぇかなって」

YU-KI「どうにもなりません。でも、ホントにすごいんですよ。10年以上のデータをパソコンに入れてて」

濱「かなり本格的なんですね」YU-KI「『このデータはどこから入手したの？』って聞いたら、『自分で調べた』って」

濱「ちなみに去年の競馬の収支は？」

ハヤト「去年は374レースやって、初めて回収率100％を超えました」

濱「じゃあプラスってことですか」

ハヤト「でも今年は87％とかなんで、やっぱりその辺に落ち着いちゃいますよね」
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大嫌いから一転、ギャンブルにドハマりしたハヤト氏とYU-KIは競馬で仲を深めた間柄だけに、今回も競馬愛が炸裂。次回は競馬とパチンコ・パチスロの共通点について言及する。