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パチンコ新台『牙狼』も話題のサンセイR&D…世紀の変わり目に登場した名作を振り返る

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パチンコ『牙狼』ファンに朗報

 サンセイR&Dの超主力マシン『牙狼』の最新作『P真・牙狼2』が10月の頭に登場し絶好調稼働の真っ最中だが、はやくも次のシリーズ展開が告知されている。

 その次機種となる『P牙狼GOLD INPACT』の「COMING SOON!」映像がサンセイの公式You Tubeチャンネルにて公開された。2008年に登場した初代『牙狼』から10代目となる本作が2023年1月に導入されることが予告されている。

「パチンコ牙狼 完全体降臨!!」というキャッチコピーからも自信のほどがうかがえる力作。すでに公開されたスペックでは、大当りオール1500発、RUSH約81%と初代を彷彿させる出玉性能であることがわかっている。

 3ヵ月ほどの短い間隔で目玉機種をリリースし、P機の勢力争いを優位に進めたい思惑か。伝説の第2章が幕を開けるのかもしれない。

プロレス界の伝説的存在が天国へ

 一方で、非常に残念ながら幕を閉じてしまった伝説もある。稀代のプロレスラー、アントニオ猪木が帰らぬ人となってしまった。悲嘆に暮れるほかない。

 しかし、なぜサンセイの話のなかでアントニオ猪木を持ち出したのかといえば、かつて同社から新日本プロレスとタイアップしたパチンコ機が登場したからである。その名も『CR闘魂』。

 2000年のミレニアムイヤーにリリースされた本機は、当時の王道スペックとなる。大当り確率1/315.5のミドルタイプ、突入率1/2の次回ループ確変を搭載している。

 ちなみに『CR闘魂2』と『CR闘魂3』という2タイプでの登場となっているが、アタッカーの賞球数が14個か15個かくらいの違いしかない。

 さて、肝心の演出であるが、当時、猪木はすでに引退していたこともあり、「7」図柄に起用されさすがの存在感を示すものの、デジタルアクションで活躍するのは、獣神サンダー・ライガーや武藤・蝶野・橋本の闘魂三銃士である。

 しかし、主役の座は渡さないと燃える闘魂は抑えきれず、「ナックル連打リーチ」ではナックルアローを炸裂させる猪木の勇姿を見ることができる。また、バックドロップを繰り出すリーチにも登場。もちろん、どちらも期待度の高い演出となっている。

 ほかにも、猪木イズムを継承したストロングスタイルを展開。「アッパー掌底リーチ」や「ケンカキックリーチ」、「毒霧攻撃リーチ」に「爆殺キックリーチ」など、新日ファンを沸かせるアクションが目白押しだ。

 考えてみると、本機がアントニオ猪木をパチンコの舞台に上げた初のマシンということになるのかもしれない。新日本プロレス全体とのタイアップマシンなので、純粋にアントニオ猪木をフィーチャーした機種ではないが、猪木とパチンコの大いなる歴史の出発点といえよう。

「プロレス」だけに限定すれば西陣の羽根物『ミスターフォール』や三洋のデジパチ『プロレス7』など、いくつか印象的な機種も存在するがタイアップとなると1999年の『フィーバーアジャコング』の次となるほどの早い時期の登場となる。

 意外(?)に「業界初」が多いサンセイであるが、いち早くアントニオ猪木にも関わっていたのである。

大森町男

大森町男

羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

Twitter:@machioooo777

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