パチスロ6.5号機「全台系」を掴むも悲劇…「高設定あるある」が発動？

　6.5号機の登場でパチスロコーナーは激的に稼働が上昇。6号機史上、最大の盛り上がりを見せていると言ってもいいかもしれない。

　ホールも6.5号機には力を入れている様子。設定に期待できる日となれば6.5号機『パチスロ 甲鉄城のカバネリ』や『パチスロ 新鬼武者2』などの競争率は高い。

　いつも目を覆うような番号しか引けない筆者にとってはハードルの高い機種だが、先日は珍しく早い抽選番号が引けた。

チャンス到来！6.5号機「全台系」を掴むも…

　ホールの傾向から察すると、同日は『スーパーリオエース』が狙い目。1日勝負を期待し着席する。周りも予想は同じようで次々と島が埋まっていったのであった。

　6.5号機は荒れやすい。従来の6号機と比べてもスランプグラフが暴れがちなことは周知の通りだ。つまり、高設定だからといって安定的な勝利が掴めるわけではない。

　それでも万枚報告も珍しくないスペックだけに期待が高まってしまう。打ち出しから打感も良ければ尚更なのだが…。

　打感は悪くないが展開は奮わない。初当りを射止めやすい「エースモード」を抜けることなく軽い当りを繰り返すが、肝心のATに繋がらない。ボーナス中のレア役が重く、なかなかスタートラインに立てない展開が続く。

　ふと周りの挙動を確認すると、自分の台以外は良好。ポンポンとATを当て、出玉を伸ばしている。最高設定と思しき台は初当り=ATという状況で楽しそうだ。

　気づけばマイナス差枚は自分だけになっていた。「全台系」を狙っていたが、もしかしたら「半456」など局所的に設定が入っているのかもしれない。

「高設定あるある」が発動？

　そうこうして不安になっていると代表的な設定示唆演出のトロフィー出現。しかも設定4以上が濃厚となる「金トロフィー」である。やはり全台高設定という予想は的中していたようだ。

　現在はマイナスだが、高設定ならば粘る価値がある。終日打てば閉店までにはプラスになるだろうと打ち込んでいくと…。

　結果は約2000枚のマイナス。ボーナス27回でATが6回という体たらくであった。2回もスルー天井につれていかれたのでは少々厳しい。

　敗因はATの当選率だ。ボーナスが約1/195（設定6で約1/230）に対してATが約1/880（設定1で約1/605）と設定を疑っても仕方ない状況。恐らく設定4だったと予想する。

　高設定を掴んでの敗北は「あるある」だが、実際に体験するとやはり切ない。次回は今回のマイナスを取り返すような出玉を期待したいところだ。