「サッカー三笘薫」起用論を「超速90％ループ甘デジ」を打ちながら考える

ワールドカップ日本代表「三笘薫」起用論を考える

　4年に1度の祭典、サッカーワールドカップが開催され、寝不足の日々が続いています。本記事を作成しているのは、グループリーグの第2戦が終わったところ。いやー日本代表、ドイツに大番狂わせを成し遂げたと歓喜を巻き起こすも、本来の勝ち点3奪取候補であるコスタリカに泥試合の末に負けるというまさかの展開になりました。

　パチンコ『ファンキードクター』で突入率が鬼低い時短モードに突入しながら、その連チャンがワンセットで終了してしまうようなあの感じとまったく同じ感情です。

　ガチンコのスペインとオリンピックの借りを返す戦いも、それはそれで激アツではないかと思います。しかし巷では、個人批判が激化したり、戦術論争や選手起用論が勃発しているようです。

　特に目につくのが「なんで三笘を先発で使わないんだ」という批判。「現状で最強の武器である三笘の突破力を活かせや！」と思っているファンは多いことでしょう。これにより無策無能の誹りを受ける森保監督ですが、逆になんで森保監督が三笘を先発で起用しないのかを考察するのも一興であると、素人ながら考えてみました。

　まず、最初にして最大の理由が伊東純也の存在でしょう。絶対格の伊東がいることで4-2-3-1の3の両翼にスピード突破型のウィンガータイプを置くバランスの悪さを嫌がって、左にはミナミーノや久保くんさんの技巧タイプを置くんじゃないですかね。

　4-3-3なら左右ウィンガーでも問題ないだろうと思いますが、4-3-3はほぼ諦めた感じです。というのも、4-3-3の場合にアンカーになる遠藤航が「この配置だと俺が狙われるのでキツい（やりたくない）」みたいなことを監督と話し合ったといった情報があり、選択肢としては一応残してあるものの、ほとんど実行することがないような状況となっている模様。

　だからベースが4-2-3-1になったのでしょうが、ただ、じつは森保監督が1番三笘を3の左で先発させたいんじゃないかと思うんですよ。なぜなら南野や久保は3の左適性がそれほど高くないと思うから。

　南野は真ん中、久保は右で威力を発揮するけど、伊東・鎌田と結果と効果を証明している絶対の存在がいるので、仕方なく左にはめ込んでいる状況です。

継続率90％オーバー甘デジを打ちながら導き出した答えは…

　本来、配置の人材的には三笘・左がバッチリなんですけど、これまで先発で起用しても伊東を上回れる明確な結果を示すことができず、逆に途中起用で得点に絡みまくっていったので、もう森保監督のなかでは「三笘はジョーカー」と認識されたんではないかと。

　さらに、いまのメンバー状況が三笘起用を遠ざけているという見方もできるのではないでしょうか。三笘と最もコンビネーションの良かった中山雄太がいない。そして、冨安がケガをしたので吉田が左に回るんですが、彼はこの位置にくるとビルドアップ能力がさらに低下するので、左サイドでのボール循環が滞り、三笘まで届かないで孤立する姿を想像するのはそれほど難しくはないのでは。

　みたいなことを考えながら継続率90％オーバーの連チャン特化型『Pキャプテン翼 若林甘えんなよ! Ver.』を打っていました。

　三笘薫は日本代表のスターティングメンバーとして起用されるにふさわしい能力を持っていることには疑いの余地はありませんが、このチームとこのチームの戦い方で機能するかは別問題。

　ただ、それでもロマンとファンタジーを求めたくなる魅力的な選手。スペイン戦ではその待望論がよりいっそう燃え上がるでしょうが、とにかくスペインに勝って決勝トーナメント進出だ！