パチスロの収支は毎年プラス… しかし“人生の立ち回り”に問題アリ？【濱マモルののほほんコラムVol.182～2023年の目標～】

濱マモルののほほんコラムVol.182～2023年の目標～

　新年は、いろいろと目標を立てたくなるものだ。

　生意気にも、パチスロの収支は毎年プラスだ。誇れるほどの戦績ではないが、まぁ基本的に好きな台ばかりを打っているので、負けていないだけでもオッケー。パチスロの立ち回りに関しては問題ない。

　問題なのは人生の立ち回り。人間関係がこじれるような大きなトラブルこそないものの、人様に迷惑をかけてしまうような言動は少なくなく、こればかりは何度忘年会を重ねようとも、忘れられることはない。

　無論、原因は酒である。泥酔による記憶の喪失、適当な発言、先輩への粗相。年を重ねると共に酒への免疫力が低下しているのもあるが、ふと振り返るだけで謝罪したい事例はいくつもあり、先日も先輩宅の宴会で、その先輩からいただいた阪神タイガースのカレンダーを持って帰り忘れた。申し訳ありません。

　ということで、今年の目標は飲み過ぎないこと。アタシのTwitterをチェックしていただいている高貴な方々はご存じの通り、新年、その目標を宣言した。だが、現実とは厳しいもので、1月4日、横浜駅にグランドオープンしたライブハウス「Buzz Front」のこけら落としイベントを観に行き、楽しすぎて大ハッスル。終電で帰宅する判断力は失っていなかったものの、翌日にはしっかりと酒が残っていたので、完全にアウトである。

もうひとつの目標は「文章力の向上」

　すでにワンアウト。あと2回の失態でスリーアウトチェンジな一方、今年はもうひとつの目標を掲げている。それは、文章力の向上。私事だが、昨年でライター生活20年を迎え、今年は21年目。『センチュリー21』だ、「21世紀世界全滅打法」だ…などと真っ先に思い浮かべてしまうパチスロ脳はさておき、つくづく駄文を書き続けてるなぁと感じている。

　ここだけの話、ひとつネタがあれば、それを10にも100にも膨らませることはできる。文字数を埋めることなどは至極簡単な作業なのだが、それはあくまで小手先のテクニック。いわば目押しで機械割を押し上げているようなもので、実際は低設定、すなわち、低レベルの文章力なのである。

　以前に当コラムで書いたが、別に小説家になりたいとか、そういうわけではない。ただ、文章の対価としてお給金をいただいている以上、クライアントさまはもちろんのこと、読者さまに喜んでいただかなければならない。

　それはライター業に転身した時点で考えているが、特に強く思い始めたのは他でもない、年末に息子がインターネットでなにやら検索しており、ふと画面を見ると、アタシのコラムを見ていたから。度重なる深酒の影響で親の威厳はすっかり失われているが、仕事はしっかりやっているんだぞ…というところを証明したいと思ったからです。本年もよろしくお願いします。