驚愕の「メダル1枚1000円」超高レートパチスロがヤバすぎる… ネット上では賛否の声も

ベトナムのパチンコ店が注目されているワケ

　最近のYouTube界では、海外でパチンコ・パチスロを楽しむ動画が増え始めている。特にこの頃は、南シナ海に面した東南アジアの国・ベトナムでのホール実戦が多い。

　もちろん、日本のパチンコホールとはルールが大きく異なるため、4号機のパチスロが設置されていたり、メダルや玉のレートが違ったりする場合もあるようだ。

　大きな勝負ができるためか盛り上がる場面も多く、ベトナム実戦の動画は一定の人気を得ている。視聴回数を目当てに、ギャンブル系YouTuber達がこぞって向かう気持ちも理解できるだろう。

　そんな中、1月22日放送のAbema TVの人気番組「チャンスの時間」では、お笑い芸人のダイタクがベトナムでパチスロ実戦を行うという、番組初の海外ロケ企画が実施されたのだ。

　チャンスの時間は、お笑いコンビ・千鳥がパーソナリティを務める人気バラエティ番組。千鳥のふたりはパチンコ・パチスロにも精通していることで有名で、過去にはパチンコ・パチスロを題材にした回もある。

　今回はベトナムでの実戦ということで、高レートで大勝負することも想定し、芸人仲間から資金提供を募った。その提供者は錚々たる面々で、マヂカルラブリーの村上やクズ芸人でお馴染みの岡野陽一らから約100万円を借りて、いざベトナムへ。

千鳥も大興奮のベトナム実戦。しかし視聴者の反応は…

　実戦機種は4号機『パチスロ北斗の拳』や5号機『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』などパチスロファンなら誰でも知ってある名機をチョイス。そして番組終盤では、メダル1枚1000円という漫画のようなレートにも挑戦していた。その機種は、北電子の5号機『アイムジャグラーEX』。本機といえば、遊びやすいマシンの筆頭というイメージだが、この超がつくような高レートだと、BB1回分のコインで日本の「万枚」以上の価値となる。

　パーソナリティの千鳥もVTRを見ながら大興奮の様子。「自ら赴いて実戦をしたい」と意欲を見せる場面もあった。

　ただ、番組を見た視聴者の反応は賛否両論といった様子。実は、海外のパチンコホールには国から認可を受けていないところもあり、そのような場所で実戦してしまうケースもあるとのこと。確かに、日本でいうところの裏スロへ出入りしているのとほぼ同じだ。批判の声があがるのも仕方ないだろう

　もっとも、今回ご紹介した番組で実戦を行ったホール「ミリオンゴッドゲーミング」は、唯一正式な認可を受けて営業しているホールだという。

　であれば、法的な問題はないと思われるが、自身の好みに応じてレートを選択できてしまう射幸性という観点でみれば、昨今問題視されているギャンブル依存症への懸念が高まってきそうだ。

　いずれにせよ、もしも現地で実戦を行なうのであれば、日本のホールと同様に「適度な遊技」を心掛けるべきだろう。