『スマスロ北斗』に一番近いのは…シリーズ5号機屈指の大ヒット機？

シリーズの中で『スマスロ北斗』に一番近いのはアノ機種？

　4月のリリースが待ち遠しいサミー『スマスロ北斗の拳』。初代4号機『北斗の拳』は20年前の2003年にリリースされ、パチスロ史上最大となる62万台のセールスを記録しました。ちなみに第二位は、後継機種として34万台を売り上げた『北斗の拳SE』（2006年）です。

　本格的な5号機時代の訪れと共に2007、2008年には『北斗の拳2』の3機種がリリースされました。『ネクストゾーン将』以外は、あまり振るわなかった印象ですが…。

　2011年に待望の初代正統派後継機種がリリースされます。

　それが今回プレイしてきた『パチスロ北斗の拳 世紀末救世主伝説』です。本機は17万台以上という大ヒットを記録。ほんの12年前とはいえ、今どき17万台なんて売れませんから時代を感じますね。

　ちなみに何を持ってして正統派というのかといえば、ずばり初代を踏襲したゲーム性とあのヌンチャクを持つケンシロウの描かれたパネル。そういった意味では、真の後継機種と呼べるのは本機と2015年の『北斗の拳 強敵』、そして冒頭で触れた『スマスロ北斗の拳』だけと言えるでしょう。これらは全てヒットしていますからね。スマスロ版にも大きな期待がかかるのは当然といったところでしょうか。

「高確に上げて中チェで刺す！」王道パターン炸裂

　話を戻しますが、『パチスロ北斗の拳 世紀末救世主伝説』がリリースされる時の話題性や期待感も相当なものでした。

　今さら初代の説明は省きますが、本機は正に初代＋α進化といえる優れたゲーム性で、初代はバトルボーナスに突入すれば後はひたすら継続を祈るだけでしたが、本機は叩きどころも満載。

　継続バトルのみならずG数上乗せを兼ね備えたART『激闘乱舞』は純増約2.2枚。ART中ボーナスから始まる『激闘乱舞ターボ』や強力な上乗せ特化ゾーン『拳王乱舞』を搭載。単発の1セットのみでも、それなりの出玉を獲得可能な非常にバランスの良い仕上がりでした。

　今回は設定6で遊技しましたが堪能しましたね。最初の入り目は大オーラからの強スイカが起点。高確移行への期待度満点です。設定6故に直撃のART直撃の可能性も十分にありますが、そのカウントダウン中に中段チェリーが降臨。うおぉぉぉ激アツです！

　すると数G後に七星シャッターからの疑似連演出に突入しましてね、4連まで続きバトル演出に発展することなく、そのまま激闘乱舞に突入です。いやー素晴らしい。これぞ北斗。「高確に上げて中チェで刺す！」という王道パターンです。

　乱舞中もいきなりの好展開。レア小役が落ちまくり、最初のラオウバトルまでに100Gを上乗せ。これぞ本機の醍醐味ですよ。1セット100枚で終わるのと300枚では大違いですからね。

　しかし、バトルではこれまたお約束のように拳王が『北斗剛掌波』を繰り出すという最悪パターン。単発終了かと思いきや…。

　いきなり出ました『トキーーー』。いやーたまらんですね。次兄トキ出現で剛掌波回避ですよーもう最高！

　結局3セット目で負けましたが、この乱舞では約800枚を獲得。楽しいです。そして終了後のステージが『ジャギ』。高確濃厚ですが流石は設定6。すると直後にまたもや強スイカ…これが直撃し速攻で2回目の乱舞に突入です。

この興奮がスマスロ版で味わえるとなれば最高

　またもや好展開で道中『レイ』出現で強敵との上乗せバトルが連発。挙句には黄7を狙えのカットインまで出現（流石に揃いませんでしたが）。揃えば50G以上の上乗せ＋1/3で拳王乱舞ですし、カットイン自体そう度々は出ません。拝めただけでも大満足です。

　これは単発終了でしたが約500枚獲得。本当に最高でアッという間の楽しい時間でした。この興奮がスマスロ版で味わえるとなれば最高ですね。まだまだ書き足りませんが、誌面の都合上今回はこの辺で。

『リン』カットインからの『ケーン！』復活がなかったのだけが心残りですが…本当に北斗は最高です。