「パチンコ関連の仕事」というだけで批判されがち?「ママさんパチライター」の苦悩を吐露
人気女性ライターが「ママさんパチライター」の苦悩を吐露
現在、社会は働き方改革を推進中だ。多様性が認められつつある時代で、働く女性に対する意識も変化している。
だが、これに「パチンコ」が絡むと社会意識は変貌。子育て中のママさんパチライターにはバッシングが多いようで、ベテランライターのヒロシ・ヤング氏が主宰するYouTube「ヤングちゃん、寝る」内の動画「ヤング&レオ子の幕間トーク企画『ママさんパチライター&パチンカーの苦悩』」では、そんな問題について人気女性ライターの森本レオ子氏と共に議論している。
森本氏は現在、小学校低学年の子供を持つママさんパチライター。過去、動画の収録中に子供が発熱したことから、エンディングに参加せず急いで帰宅したことがあったそうだ。
ちょうどそのタイミングで、某パチンコライターが「収録をとばした」「仕事に迷惑かけるなら、子育てに専念しろ」などとSNS上で呟いた模様。当時は「子育て中の女性パチライターがほかにいなかった」ことから、「もしかして私のことを言ってるのかな…」と考えたそうだが、「正直、ほかのことで手一杯で、(SNS上で)戦う気にすらならなかった」と振り返った。
これにヤング氏は「暇人やろ。Twitterでワーワーやるヤツは」とバッサリ。森本氏も仕事先に迷惑をかけないように万全の体制を取っていたそうだが、その結果、複数の幼児保育ベビーシッター会社の年会費を払い続けただけでなく、早朝から夕方までのベビーシッター料は「4~5万(円)かかる」ことから、金銭的にも「大変すぎて、子供が乳幼児の頃の記憶が無い」と苦悩を吐露した。
また、原稿に関しては収録後の育児でヘトヘトになり、早朝に起床して執筆する流れが基本。だが、森本氏曰く「子供は起きるのが、マジ早い」とし、朝5時に起床しても執筆できない日々もあったそうだ。
このように、仕事と育児の両立に奮闘しても、他業種とは違って「パチンコ関連の仕事」というだけで卑下され、支援どころか批判されがちと両氏。森本氏は「反論できない」とした上で「タレントとは違うけど、承認欲求が乗っかってくる」と分析し、「自分の承認欲求のために辞められないんでしょ」と呟かれるとも苦笑した。
「映画が良くてなぜパチンコがいかんの」と…
この流れで子育て中ママさんパチンカーについての話になると、ヤング氏は「不思議と理解を得られない。映画が良くてなぜパチンコがいかんの」と持論を展開。ヤング氏のスタッフも子育てを買って出てパチンコ好きの妻を打ちに行かせることがあるそうで、「よい息抜きになるので、ママさんパチンカーは打ちに行った方がよい」と述べた。
夫婦共にパチンコ好きだった場合を想定し、ヤング氏は「子供置き去りで事件化する」といった最悪のケースを危惧したが、同スタッフは「総じて男性が引いた方がいい」と発言。これにはヤング氏や森本氏も納得の様子で、「育児中の妻への理解力を上げる」「育児への尊敬の念を持つ」ことが重要とまとめた。
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