パチスロ『ハーデス』最新作で「天井未到達」は偶然ではなく必然？【濱マモルののほほんコラムVol.197～冥王ロード～】

パチスロ『ハーデス』最新作、未だ天井には届かず

　1,400Gハマって天井へ到達すれば、必ず全回転フリーズへと発展。激アツすぎる機能を搭載したミズホの『アナザーゴッドハーデス－解き放たれし槍撃ver.』が、4月17日より全国ホール導入を開始した。

　ありがたいことに導入前から3回、メーカーさんで試打させていただいた。設定1・4・5と打ち、いずれも勝利を飾った。

　まぁ詳しくはパチスロ必勝ガイド及びパチスロ必勝ガイドMAXの誌面をご覧いただくとして、アタシは2万1,000G以上回して天井未到達。導入後もプライベートで2度触ったものの、こちらでも天井へは届かなかった。

　ただ、試打とプライベートでは状況が違う。試打では設定を問わずヒキが冴え渡り、コンスタントに当りを連発。一方、プライベートでは思うように当たりを引けずにハマリを喰らい、すんでのところでGG当選してしまうという、よくあるアレだ。

　誰が言ったか、天井ストッパー。そんな機能は装備されていないハズなのだが、なぜだか天井手前でいろいろと引きまくってモードが上がる、或いはヘルゾーンへ突入するから不思議なもの。直前で発動したGGも当然、JMはケルベロスで、瞬時に駆け抜けることが大半だ。

　翻って、この難局をくぐり抜けて、しっかりと天井へ到達させられる強者もいる。

『凱旋』で天井へ到達して爆連！ スター性の違いに感心

　以前、某人気女性ライターと収録実戦に挑んだ時のことだった。なにかのDVDなのか、CS番組なのか、はたまたYouTubeなのか、その詳細は忘れてしまったが、内容としてはアタシが30パイのマシン、某人気女性ライターが25パイのマシンを打つ…といったようなもの。アタシは迷わずなにかの『ハナハナ』シリーズをチョイスし、某人気女性ライターは『ミリオンゴッド－神々の凱旋－』に着席した。

　序盤は優勢だった。だが、一撃性では凱旋が圧倒的。仮に大ハマりしても1,480G＋前兆の天井へ到達すれば50％でループ率80％が選ばれるわけだし、某人気女性ライターの動向を逐一、注視していたところ、ピタリと当りが止まり、一気にクソハマり始めた。

　問題の瞬間は1,300G代後半だったか、それくらいのタイミングだ。突如として液晶演出が激しくなると、ボタンPUSHで「激熱」の文字。「あ～、これは天井手前に当っちゃうんじゃないかな…」。そう考えながら挙動を見守ると、これをなにもなかったかのようにスルー、そのまま天井へ到達して爆連させたのである。

　こうなると完全に勝ち目はないわけで、以降は消化試合。まざまざと見せつけられたスター性の違いには、悔しいどころか素直に感心したことを覚えている。

　SAというロックバンドは、「ラストロード」という曲で「ラストロードって案外長いよな」的なことを歌っている。残りの人生も長いから、楽しく生きようぜ…といったメッセージだろうから、ハーデスの「冥王ロード」とニュアンスは違うが、結局は666G消化で確定するクリスタルゾーン以上のHZ抜け、その後を鼻歌交じりにスムーズに消化できる人間こそが、超強力な天井の恩恵に与れる。この間、チャンス役を引く度に当ってしまうのか…とビクビクするような小者には、神は微笑まないのである。

　要するに、アタシが天井へ辿り着けないのは、偶然ではなく必然。まぁどうにか到達させられたとしても、ペルセポネで50G終了が関の山でしょうけどね。ちなみに、凱旋の天井で連チャンしたことも、一度もありません…。