
パチンコ店は「どこにでもある存在ではなくなりつつある」…店舗数低迷に業界ジャーナリストが危機感
株式会社アド・サークルが発行する業界誌「月刊GreenBelt」は7月末日、2023年8月号の特別付録ポスター「Greenデータマップ2023年度版」の無料ダウンロードを開始した。
このポスターは同社が毎年作成しているもので、警察庁生活安全局保安課が発表した2022年末時点の全国遊技場関連データをもとに、A1サイズポスターに落とし込んだ1枚。全国の「パチンコ店舗数」や「遊技機設置台数」、「店舗あたりの台数」など様々なデータを視覚的に確認、比較できる。
加えて、各都道府県別の「稼働率」(集計期間2023年1月~5月)も掲載している。
店舗数低迷に業界ジャーナリストが危機感
業界ジャーナリストのPOKKA吉田氏が編集長を務める業界誌「シークエンス」が主宰しているYouTubeチャンネルでは、先日、そんなGreenデータマップ2023年度版をベースに、株式会社カラアゲ代表取締役の高橋義武氏と共に現在のパチンコ事情について言及する動画を更新。これによると、パチンコ店舗数は減少の一途を辿っているという。
POKKA氏は大阪府出身で、30歳で上京したそうだ。これらの2022年の店舗数は、大阪府が546店舗で、東京都は605店舗。どちらも全国的には多いものの、「これらが俺の現場感」とするPOKKA氏曰く、「(昔は)東京都とか、1,000(店舗)はあった」そうだから、如何に店舗数が減少しているかが、よくわかる。
また、富山県は1店舗の平均設置台数が602台と多い一方、店舗数は55店舗と大阪府の約10分の1。日本で最も人口が少ない県とされる鳥取県の店舗数はわずか50店舗で、これについてPOKKA氏は以前、ヒロシ・ヤング氏や大崎一万発氏と共に米子市へ訪れた際のことを振り返り、「米子空港から市内まで移動したタクシーの20~30分で、パチンコ店は1店舗しか見付からなかった」などと語った。
「普通に低迷期に入っている」と…
「店舗数って、実はあまり気にしていない」。本来、POKKA氏はこういったスタンスだったそうだが、ここまで減少すると気にせざるを得ない様子。なぜなら地方は「パチンコ店を探すのが大変」だそうで、「『どこにでもある存在』ではなくなりつつある」「一般的な店舗商売ではなくなりつつある」と危機感を示した。
このほか、5~6年前までは「店舗数は減っているが、設置台数は横ばい」だったものの、現在は「店舗数も設置台数も減っている」「普通に低迷期に入っている」ともコメント。「パチンコが低迷していてパチスロが好転しているというトレンドに今、ある」とし、パチスロを維持しつつ、20年前のデフォルトである「パチンコ300万台」に「どうやったら戻せるのか」というのが今後の課題とまとめた。
【VOL.91 パチンコ店が「どこにでもある存在」では無くなりつつある(ゲスト:高橋義武さん)】
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