【新台】「伝説の羽根モノ」完全復活に続く注目作⁉ 遊びやすさが格段にアップした役物パチンコ最新作!!

　平成の羽根物シーンを彩った人気機種『ポチッと一発！おだてブタ』を完全に再現したリメイク機がリリースされると役物機ファンの間で話題沸騰だが、その影でひっそりとアツい役物シリーズ機のリリース情報もある。

役物のゲーム性概念を覆した革命的なマシン

『ポチッと一発！おだてブタ』は「逆転ルート」という新たな機能を搭載した先進的な羽根物として有名であるが、こちらも従来の役物のゲーム性概念を覆した革命的なマシンなのである。それが『ビッグポップコーンSWEET Ver.』である。ご存知、アナログ機だけを愚直に追求している硬派なメーカーA-gonから登場したあの機種だ。

　ゲーム性や遊び方にほとんど変更はなく、単純に遊びやすくなって登場する。ジャンルの特性上、まとまった出玉を獲得するまでのハードルが上がりがちな役物機だが、あのゲーム性を手軽に遊べるようになっている。

すべてのおいて遊びやすさが向上！

　どのあたりが遊びやすくなったかというと、まずはデジタルの抽選確率。本機はヘソでドットを変動させ、図柄が揃うと役物抽選への挑戦権を得ることができるのだが、前作はこの確率が1/99だったところを『SWEET』では1/77.7に大幅アップ。

　次にデジタル当り時のアタッカー開放回数。開放回数が多いほど玉をいっぱい役物内に入賞させるチャンスが広がるわけだが、前作は90％近くが最低の2回開放とかなりシビアな振り分けとなっていた。

　しかし今作では2回開放（R揃い）が約55％、5回開放（B揃い）が約35％、そして鬼アツの14回開放（S揃い）が1％から約10％へと大きく比率を上げるなど、より期待感を持てるように変更されているのである。

　また、同じデジタル当りでも役物抽選を経由せずにRUSH突入を狙える直撃当り（S・B・SorS・R・S図柄停止）も改良され、合算で時短突入率が約14％と前作の倍ほどにアップした。

　このようにRUSH突入へのチャンスが広がるようなスペックになっており、本機最大の魅力であるドーム役物で弾ける銀玉の行方に一喜一憂できる機会が増えたものになった。ただその分、RUSH自体の迫力やボリューム感は縮小されている。

　時短＋保留で構成されているRUSHの継続率は約70％と連チャン性は低くなった。また、機種内最大出玉となる大当り「スーパーポップコーンボーナス」も約1014発に抑えられている。

　　約83％ループでオール10ラウンド（約1221発）の前作から出玉性能のダウンは免れないが、本機の面白さを否定することには繋がらないはず。むしろ役物抽選への道は広がったので、これまで敬遠していたファンにも訴求できそうだ。

　導入は来年2024年の1月予定。役物機ファンにはうれしいお年玉となりそうだ。