
「超ボッタ店」から方向転換、パチプロも通う「優良店」時代も… パチンコホール“最大の倒産”に業界の重鎮が言及

パチンコホール大手のガイア及び、そのグループ会社6社は10月30日、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請した。
倒産は「何年も前から、ずっと噂されていた」
帝国データバンクによると、負債はガイアが約943億5,500万円で、以下、グループ会社のMGが約174億8,800万円、ガイア・ビルドが約155億1,600万円、MG建設が約214億5,000万円、ユナイテッドエージェンシーが約88億9,100万円、ジャバが約101億4,100万円、トポスエンタープライズが約115億4,100万円。ガイアの負債はパチンコホール経営業者として過去最大で、一般メディアでも大々的に報道された。
この件について、業界の大御所であるヒロシ・ヤング氏と大崎一万発氏は、ヤング氏の主宰YouTube「ヤングちゃん、寝る」内の動画にて「何年も前から、ずっと噂されていた」とコメント。「『ヤバいんじゃないの?』という噂は10回じゃきかないレベル」だったそうで、「今回も『またか』」といった認識だったそうだ。
だが、今回は実際に倒産。この影響で「パチンコ関連メーカーの株が軒並み下がった」という。
ガイアは1984年9月に設立された。ヤング氏曰く、「4号機、5号機の狭間で『もうダメだ』ってなったホールを居抜きで買うだけ買う」というスタンスで店舗を拡大。一時はダイナム、マルハンと共に3強を形成した。
一時期は「パチプロ」も通うような方向転換もあった
その後、ガイアは「メガ戦略」に方向転換。それまでは「ガイアにだけは行ったらいかん」と言われるほどの営業形態だったそうだが、メガ戦略を機に「玉を出し始めた」「結構、パチプロも通う」ようになったそうだ。
ただ、ガイアは「客を付けて価値をピークまで上げた」タイミングで、その店舗を他法人に売却していた模様。ヤング氏らは「その頃から資金繰りが苦しかったんだろう」と推察した。
「ちょっと心配なのは、巨大な額なので、連鎖というか、取りはぐれが出て、引きずられて行っちゃうところも多いんじゃないか」。この大規模な倒産を受け、ヤング氏は取引先の状況を危惧。実際、「あるメーカーでは10億あるとか、そこそこのメーカーでも億はある」といった噂が出ているという。
また大崎氏によると、ホール関係者は「大型法人が倒れたことで、金融機関がお金を貸してくれなくなる」と心配している模様。これにはヤング氏も「銀行からの貸し渋りは考えられる」「それをあてにしていたところは計画が狂う」とし、影響が「最小限に収まることを願っている」と続けた。
ガイアは民事再生法の適用を申請した同日、東証スタンダードに上場する金融会社・Jトラストと、グループ各社の再建支援に向けて基本合意を結んでいる。これについて大崎氏は、「前向きな着地なので、心を入れ替えて素晴らしい優良店に生まれ変わってお客さんを集めることができたら、八方丸く収まる」と発言。今後、どのような展開を見せるのか。ファンとしても注視したいところだ。
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