国会中継「パチンコ」グレーゾーンで大盛況? 「三店方式」「くぎ問題」攻撃の手緩めない”野党議員”に数で勝る”与党議員”


そのことに関し、高井議員は『調査の結果において検定機と同じ性能の遊技機が1台も発見されなかった』と政府に報告。それに対し『極めて問題』と答弁しました。

結果的にパチンコを管轄する警察庁が、ホール団体に『検定機と異なる性能の遊技機』を回収するよう協力要請するまでに至ったのです。高井議員の発言だけでないと思いますが、少なからず影響はあったでしょうね」(記者)

 数々の問題点を取り上げる野党を「パフォーマンス」と捉える人は多いが、業界のクリーン化を目指す意味ではこのような指摘は重要になってくるだろう。

 かたや与党では、パチンコ擁護派の議員が目立つ状況。パチンコの合法化を目指す業界団体「パチンコチェーンストア協会」には野党議員が若干名いるものの、半数以上を自民党議員が占めている。

 また、換金の法制化、換金税の導入提案を行う「時代に適した風営法を求める議員連盟」は自民党のみの議員で構成されるなど、擁護する与党議員の多さは明らかである。

 果たして数で勝る与党はパチンコ業界を守ることができるか。野党の「猛追」はこれからも続くだろう。
(文=編集部)

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