パチスロ「有利区間の変更」で6号機は変わるか!?【アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.18】

6号機の展望…「有利区間の変更」による影響は!?

 女性の好みなど、前回は少々脱線しつつもアクロスの最新パチスロ『沖ドキ!DUO』について語ったアニマルかつみと濱マモル。今回は、有利区間の上限枚数が「MY2,400枚」から「差枚数2,400枚」へ変更された6号機の展望について語っていただいた。

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アニ「じゃあここからはちょっと真面目な話を。規定の変更とか」

濱「有利区間2,400枚の件ですね」

アニ「今までは2,400枚の払い出しだったけど、差枚に解釈が変わったんだよね」

──ひとつの有利区間内でのマイナスに2,400枚がプラスされるってことですよね。

濱「じゃあ仮に5,000枚使ったら、7,400枚まで出るよってことですか」

アニ「そう。そういうこと。極端な話をすれば。ただ、6号機としてのベースの下限はあるから、そこまでえげつない仕様は出せないと思うけど、多少の緩和にはなったんじゃないかな」

濱「それはめでたい話だと思いますけど、正直、アタシは今の6号機のAT・ART機にそこまで不満はないんですよね」

アニ「こんなもんだなって感じはあるよね」

濱「結局、比較してるのは4号機や5号機を知ってる人たちですからね」

アニ「ホント、そう」

濱「これ、4号機から5号機へ変わった時にもガイド誌面で書いたんですけど、これらを比べるのは同じ哺乳類だからってクジラとライオンを戦わせるようなもので、そもそも全然、別物なんですよね」

アニ「うまいこと言うね」

濱「6号機は6号機ってジャンルだから、5号機と比べちゃダメなわけで、ましてや4号機と比べるなんて…」

アニ「ナンセンスだよね」

濱「だから6号機は出ないって文句ばっかり言ってる年寄りは、もう打たなくていいんじゃないのって思いますよ」

アニ「わはははは」

――そう思います。

濱「けど、もちろんその分、若者を取り入れる努力はする必要があると思いますけどね」

アニ「そこがねぇ…。いろいろな業界人と話をしてるけど、パチスロは楽しいんだよって新規層を取り込むのが難しいんだよね。4号機の時代に戻ると、北斗や吉宗はパチスロに興味がない人でも知ってたし、キャバに行っても『ねぇねぇスロットって知ってる?』って聞かれたからね」

濱「確かにそうでした。まぁ、かつみさんに聞くなんて愚問ですけど」

アニ「『吉宗って知ってる?キーンって鳴るんだよ』ってね。北斗もパチスロが売れたから原作も再び盛り上がったわけだし」

濱「それ、タイアップの理想形ですよね」

アニ「だよね。一番いい例だよ。お互いウインウインで」
濱「総集編のコンビニコミックがたくさん出ましたもんね」

アニ「だから、それくらいの訴求力があればね」

――5号機では萌えスロもひとつのジャンルとして確立されました。

アニ「最初見た時はなんじゃこりゃって思ったけど、結果的に新たな層を取り込んで活性化したからね」

濱「間違いないです」

アニ「じゃあ6号機はどうするんだってなるんだけど、出尽くした感があって、なにで盛り上げるんだろうなって思うよ」

濱「出玉面はウリにできませんからね」

アニ「やっぱりタイアップをどういった形で見せるかって所になってくると思うんだよ」

濱「リーチ目を出せば出すほど項目が解放されるユニメモみたいに、ゲーム感覚で楽しむパチスロを突き詰めるのも悪くないと個人的には思います」

アニ「没入感ってことね」

濱「より狭い世界になる危険性もありますけど」

アニ「となると、やっぱりタイアップしかないかもなぁ。課金系のゲームをやらないから分からないけど、パチスロは課金すれば多少なりとも見返りが得られるし。ただ、それを18才以上の若者にどこまで理解を得られるかってところが問題なんだけど」

――なるほど。

アニ「またメーカーも余計なお金を使わなきゃいけなくなっちゃうかもしれないし」

濱「でも、もう我々には思い付くタイアップがないですもんね。飽和状態と言いますか」

アニ「ないねぇ。だから、逆タイアップを狙ってる小っちゃい版権をどれだけ見付けられるかってところなのかな」

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どうすれば6号機が盛り上がるのか。まだまだ話は尽きないが、その続きは次回でお伝えさせていただく。

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