パチスロ万枚が多発する6.5号機に「裏モノ」の匂い?【アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.24】

【アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.24】

 前回は久しぶりの企画再開ということで、2022年上半期についてあれこれ語っていただいた。今回はパチスロ業界の起爆剤として期待が集まる「6.5号機」などについて掘り下げていきたい。

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-前回でも触れました通り、ホールは6号機のみになりましたが、最近、お気に入りの機種とかありますか?

アニマルかつみ(以下、アニ)「僕的に最近は乙女ハーデス(『戦国乙女 暁の関ヶ原-DARKNESS-』)が最高だね」

濱マモル(以下、濱)「以前も『あれは絶対に面白い』っておっしゃってましたよね」

アニ「(パチスロ必勝)ガイドの大型企画でカッパ君(山本コーラ)と…名古屋の女の子、誰だっけ?」

濱「デラ(デラえみりん)ちゃんですね」

アニ「そうそう。その2人とあともう1人と打ったんだけど、立ち回り的にみんな地味だろうなって思ったから、ボーナスタイプを3千円くらい使ってから乙女ハーデスに移ったんだよ」

濱「たしかに、山コーさんはA PROJECTの台を一打一打噛みしめながら打ってそうですし、デラちゃんもアタシと一緒でハナハナ好きですしね」

アニ「まぁ詳しい展開はDVDを見ていただくとして、2回目の初当りかな、ペルセポネみたいな特化ゾーンが始まって、ホント、面白いのひと言だったね」

-あの台、凱旋とハーデスを足したような台ですよね。

濱「あれ、去年の台ですよね。かつみさん的に、これからじわじわ来ると思いますか?」

アニ「いや、来ないでしょ。筐体がちょっと…ね」

-6.5号機はなにか打たれましたか?

アニ「『Sキャッツ・アイ』は打ちましたよ」

濱「ビタ押し、どれくらいできました?」

アニ「全然ダメ。20コマは押せない。みんな言ってるよ」

濱「分かります。アタシ、実は『パチスロガメラ』の目押しも苦手です」

-ちなみに、濱さんのキャッツアイでのビタ押し成功率は?

濱「7割くらいですかね」

アニ「それだけできれば十分だよ」

濱「でも、メーカーさんのショールームで試打させていただいた時、(ドラゴン)広石さんとゴトロニさんはビタビタ決めてましたから。さすがだと思いました」

アニ「データを見ると7千枚とか出てるよね。でも、広石さんは『めちゃくちゃ負けます』って言ってたよ」

濱「ゴトロニさんは『あの台はボーナス+ATじゃなくてAT+ボーナスだ』っておっしゃってましたね。結局、ATをやれないと勝てないって。通常時にゼロボを回避して、如何にしてAT中に99.9分の1を引くことが重要ですし」

アニ「結局、そこなんだよね」

-6.5号機はヒキが大切ですもんね。『パチスロ アクエリオン ALLSTARS』も『パチスロ犬夜叉』もそうじゃないですか。

濱「犬夜叉はホント、そんな感じがしますね。高設定でもヒキが弱ければ、ガッツリ負けますよ」

アニ「両方共、話題になってるよね」

濱「どちらも高稼働ですしね。エグいですけど…。やっぱり、差枚数上限2,400枚になったとはいえ、いきなり4万円とか吸い込まれるとキツいじゃないですか」

アニ「4号機の頃だったら、大したことないよね。うわーっとはなるけど」

濱「ですよね。仕方ないなぁ、わがままだなぁってなりますけど、余裕で取り戻せるじゃないですか」

アニ「ここ10年くらい、跳ね方を忘れちゃってるから、もう弱気になっちゃってるんだよね」

-おっしゃる通りです。昔はハマってもアツく打ててたのに、もう怖くて怖くて…。

アニ「取り返せるイメージが湧かないんだよね。昔は夕方から『吉宗』を打って8千枚とか出してたのに」

濱「逆に夕方から10万近く負けることもありましたけどね」

アニ「あるよ、普通にある。でも、今日がダメでも明日なんとかすればいいやって思えたし」

濱「そうでしたよね。まぁ我々オールドスロッターはともかく、巷では6.5号機がめちゃくちゃ盛り上がってるじゃないですか。それはパチスロに携わる人間としてはめちゃくちゃ嬉しいんですけど、アタシが好きな『シリウス』はガラッガラなんですよ。終日で万枚とか出ちゃうのに」

アニ「わはははは。どこのメーカーだっけ?」

濱「ヤーマです」

アニ「いいねぇ。やっぱりね、仕事仲間で行くランチのファミレスじゃなくて、なんかこう、裏通りの煙臭いお店に入って、塩辛とかアテに黄色いよく分からない液体が入ってるチューハイを飲むようなね、そんな感じがいいよね」

濱「2~3杯でベロベロになっちゃうようなお店ですよね。シリウスはホント、そんな感じの台です」

アニ「ある意味、昭和や平成初期の感じね。まだ触ってないけど、興味はめちゃくちゃある」

濱「あの台のなにがすごいって、モードの示唆が一切ないんですよ」

アニ「わははははは。じゃあイコール、立ち回りを語れないってやつだ」

濱「まぁ一応シリウスモードの天井は200Gなんですけど、これもややこしいのがシリウスモードは2種類あって、1つが32.9分の1、1つが69.8分の1とボーナス当選率が違うんですよ。

だから、69.8分の1の方が選ばれると、わりと簡単に200G付近まで行っちゃうんで、天井ジャストじゃないと、『これは初当りなのかな?』って考えちゃうんですよね」

-たしかに、ややこしいですね。

濱「しかも、シリウスモード移行後は基本的に2連するんですよ。なので、『あれ? これが初当りだとしたら、もう1回来るよな』とか、そう考えるとずっと打っちゃうんですよね、結局」

アニ「その仕様と聞くと、たしかに今の若い世代には厳しい台だろうね」

濱「ですよね。でもアタシは、その状況を想像しながら打つのが楽しくて。それもパチスロの醍醐味のひとつだと思うんですよね」

アニ「なるほど。まぁ『チバリヨ-30』の流れもあるから、メーカーもそっちの火を起こそうとしてるのかな」

濱「ただ、シリウスは沖スロじゃないじゃないですか、なんなんだろう」

アニ「よく分からない台だね。4号機時代に大東音響の『シリアスA』ってあったじゃない。だから、『アス』なのか『ウス』なのかも分からなくなるよ」

濱「シリアスAは裏モノでしたよね。こっちはノーマルなのに裏モノみたいな出方ですから」

アニ「裏モノの匂いがするよね。個人的には気になる台のひとつですよ」
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有利区間「4,000G」、差枚数上限「2,400枚」に対応した6.5号機は各所で万枚達成を多発している。ホールでも稼働良好なだけに、その勢いを維持したいところ。次回では、8月吉日に導入を開始した、話題の新機種などについて語っていただこう。

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