スマスロ第一弾は早くも失速… 来年は「アノ慶次が復活」などヒット作の登場に期待！【ヒットメーカー「2022年の軌跡」】
往年の「慶次」がついに復活、そしてループ期待度96％の最強出玉トリガーを備えた最新タイトル『パチスロ戦国無双3』の導入を控える山佐だが、昨年もパチスロ界で抜群の存在感を発揮し、スマスロ第一弾となる『Lリノヘブン』や、新タッグとなるシリーズ最新作『スーパーリオエース』など、計8機種をリリースした。
本作も「トマト揃い」が超重要だが…
なかでも注目を集めたマシンといえば、やはり『リノヘブン』だろう。現在稼働中の『L革命機ヴァルヴレイヴ』（SANKYO）、オリンピアの『Lバキ強くなりたくば喰らえ!!!』、大都技研の『HEY!エリートサラリーマン鏡』と他のスマスロ勢よりも勢いは衰えつつあるものの、シンプルなゲーム性を好むプレイヤー層を中心に安定した稼働を維持している印象だ。
本機は、リアルボーナスが連チャンする「リノシステム」を採用しておらず、純増約3.2枚の擬似ボーナスで出玉を増やす仕様となっている。
ボーナスはビッグとREGの2種類で、65G継続のビッグは約208枚、20G継続のREGは約64枚の獲得が可能。消化中は、チャンス役成立などで1G連抽選が行われる。
32G以内の連チャンを司るモードは3種類の特殊モードを含めた全11種類で、基本的に通常時は通常A→通常B→天国と段階的にモードアップを目指す流れ。天国のループ率は75％、超天国Aのループ率は約80％、超天国Bのループ率は約90％で、天国以上であれば、32G以内の連チャンが約束される。なお、期待獲得出玉は天国で約850枚、超天国Ａで約1250枚、超天国Ｂで約1700枚となっている。
また、本機には「裏通常」なる特殊モードもあり、滞在中は裏天国に昇格するまでボーナスはすべてREG。ただし、裏天国移行後はビッグのみが約90％でループするため、その期待出玉は約2000枚にも及ぶ。
その裏モードへ突入させるためには、リノシリーズでお馴染みの「トマト揃い」が重要で、成立時のおよそ50％で裏モードへ移行する。トマト揃い確率は約1/6500とかなり重めだが、揃った時に得られる興奮と緊張感は本機でも健在だ。
既存のリノファンからは厳しい声も
ただ、「トマト揃い」という激アツな要素を残しつつも、中身は告知ランプ搭載のボーナス連チャン機。
それゆえ、SNS上では「違和感しかない」「他のコンテンツで出していたらもっと人気だったかもね」「リノで出す必要はあったのか」など、既存のリノファンからは厳しい声もあがっている。今後はこのような意見を取り入れつつ、コアな山佐ファンも納得するような機種を手がけてほしいところだが…。