パチンコ店「ほぼ女性従業員」で収益が爆上げ!? 「足湯」「バイキング」超える”画期的”サービス
「Wi-Fiサービス」「漫画コーナーの設置」などさまざまなサービスを用いて集客を図るパチンコ店は、トイレは常に清潔でありアメニティグッズが完備されている。女性ユーザーに配慮した環境作りは一般的になりつつある状況だ。
そんな女性客への「サービス」に関して興味深い記事が存在している。「遊技通信」(遊技 通信社)5月号で特集されている「ダイバーシティ店舗」の推進についてだ。
今回、紹介されている店舗は業界最大手のマルハン。記事によれば「女性の活躍推進」や「多様性のある人材登用」を目指す「ダイバーシティ」を、全国で「秋田」「山形」「静岡」「東京」にある4店舗を展開中で、社員・アルバイト含め女性比率は非常に高いという。
また、アメニティグッズのサービスはもちろんのこと、男性スタッフに言いづらい不満に対して女性だからこそ解決できる機会が増え、サービスの向上に繋がっているらしい。こうした運営方法が結果的に、稼働や売上に効果を発揮しているとのことだ。
このように、性別にとらわれない「ある種のダイバーシティ」を活用し、他店との差別化を図るマルハン。女性ユーザー層の獲得が見込めるだけはなく、ひと味違った空間を楽しめるという意味では男性ユーザーにとっても大いにメリットはあるのではないか。
ただ、差別化を図るという意味では他店も負けてはいない。昨今はユーザーが”アッと驚く”一風変わったサービスが続々と登場しているのだ。
「業種問わず『ウォーターサーバー』を設置するお店は多いですよね。しかし、パチンコ店には『自販機の無料サービス』を行うところもあるんですよ。『取りすぎる』といったモラルが心配されますが、気前のいいサービスといえます。
また『食』に関しても力を入れるホールは増えているようで、アムズガーデン南吉成では昨年、『むかし懐かしの給食』の食べ放題イベントを実施。他には『サイコロステーキ』『焼きそば』などさまざまなキャンペーンが開催されているようです。
なかには、寿司職人をパチンコ店へ派遣させて『マグロの解体ショー』を行うところもあるとか」(記者)
その他には、パチンコの休憩スペースに「足湯」を設置、「ワインセラー」「アートギャラリー」を併設するなど、サービスの進化が止まらないパチンコ店。
それに加え、多様な人材を活用する取り組み「ダイバーシティ」が業界に広まれば、パチンコ店の新たな”魅力”が見出せるのではないだろうか。
(文=編集部)
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